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職人を救う覚悟はあるか

こんにちは。きたかぜコンロと申します。
今回、あなたの給付金の使いみちは?という、ホットでわくわくするテーマを拝借し、執筆させていただきます。

耳にタコができるくらいニュースで流れてくる「新型コロナウイルス第2波」や「はやくもステップ2に突入」という文字。率直な感想、ドライだと感じるかもしれませんが、「だろうな。」以外思い浮かびませんでした。

今までずっと"規制"していたものが解き放たれた瞬間というのは、本来ならうんと自由で、脳のドーパミンがどばっと溢れだして向かうところ敵なし!という前向きな姿勢になれるはずなのに、今回ばかりは悪いほうに作用してしまいましたね。(緊急事態宣言は、絶対!)
ましてや、特効薬が不確定なままウイルスにかかるであろうゾンビ候補が"あっ"という間に、世に放たれてしまったのですから、恐ろしいものです。

もちろん経済が回らないことには日本オワタ状態(インターネット老人会代表:きたかぜコンロ)になるので、このままどんどん自粛警察が増えるのもなんだかなぁ……とモヤモヤする複雑な心情です。

ところで、コロナが蔓延して以来、新しい用語がポコポコ増えすぎている問題について、どう処理すればいいでしょうか。正直、ついていけません。
コロナ禍、3密、ソーシャルディスタンス、8割おじさん……などなど。
あの〜、○○おじさんってつければいいと思ってます?でも、なんだかとっても面白いのが悔しい。世間に馴染みやすく、かつ親しげな言葉がいつの時代も流行るんだなとしみじみ思います。
そんな私は、お昼寝だいすきおばさんです。
(コロナ関連の詳しい用語説明はこちら)

おじおばの話は置いておいて、お金の話をします。
いきなりですが問題です!経済を回す為には、何が必要でしょうか?
そう、単純明快。お金です。お金で世界がぐるぐると回っています。聞こえが悪いので、循環、というほうが正しい表現かもしれません。
コロナの影響で職人さんへのダメージがあまりにも大きく、どれだけ貢げばいい??と唱えるくらいには心配な日々を送っています。心配だけじゃお腹は膨れないよ!
企業ももちろんですが、動くお金が莫大なので、どれだけ資産を失ったら倒産するのかの見通しが私にはつかないので(お勉強してね)、あーだこーだ論じるのは控えます。

お気に入りの飲食店のごはん。見ているだけで幸せな気持ちになれる伝統工芸品。これらはすべて、職人さんの手によって創られています。
経済の循環が停止したからこそ痛感する、今まで味わったことのない消失感が露わになってきています。


コロナが終息したら、〇〇がしたい。
・いつも足を運んでいたあのお店に通いたい。
・初めて食べたあの味が忘れられない、もう一度あの場所に訪れたい。
・体の五感が研ぎ澄まされる場所や人に出会いたい。
理由は千差万別。今まで、自分の楽しかった記憶が世界中に散りばめられている限り、私たちはそれを取り戻しにいく方法を考え、行動に起こすことが先決だと私は考えます。

物語はいつだって、バッドエンドを迎えるわけではありません。
しかし、緊急事態宣言中に店じまいをされた店舗さんも複数存在しており、現実問題、どう向き合っていくのかが課題としてまとわりついてきます。
では一体、この危機をどう乗り越えればいいのか。
うん。経済回しましょう。

給付金、何に使おう?
これだけで1日がふっ飛ぶくらい、現在進行形で悩みに悩んでいます。支援する、といった意味では、飲食店さんや宿泊施設にドカドカお金を落としたいのですが、悩んでるうちに"自分の好きなものを買いたい"というモードに切り替わってきました。この薄情者め。
以下、私の好きなものの話なので、ご興味がある方だけどうぞ。


私の好きなものを挙げると、透明でキラキラしたものが好きで、小さい頃はよく水族館のお土産コーナーで販売しているイルカのガラス細工などを親にしこたま買ってもらっていました。
次点で石です。石といっても天然石です。どれくらい好きかというと、観光地で見かける天然石の宝探し体験には必ず参加し、無心で30分石を掘り続け、挙句の果てに延長料金を支払って没頭するくらいには好きです。
自分なりに大見栄切ったのにもかかわらず、内容がライトですみません。

石が好きなのか発掘が好きなのかはいささか疑問ですが、目の前にある好きなものへの好奇心は、自分が満足するまで消えることはありません。
種類とかはまったく詳しくないのですが、こんなにも夢中で幸せな気持ちにさせてくれる天然石の"宝探し"は、まさに現代の風林火山といっても過言ではないのでしょうか。(デートなのにふたりとも無言で目的の石を掘り続ける映像が流れる)

何を血迷ったのか、一時は「宝石って綺麗だけど、そのぶんお値段張るし、自分で作ればよくね?」という発想に至ったこともあります。味をしめたらすぐこういうことを言います。
もちろん、宝石になるまでにいくつもの作業工程を経て、完全体になって初めて綺麗なショーケースに並べられているというのは周知の事実であり、職人さんの努力と技術の賜物です。そもそも原石をゲットするのも素人にはハードモード。
業者用の研磨機、普通に買うとなったらまあまあのお値段と場所をとるので、半ば諦めていたんですが、ここで給付金の登場となると話は別なんですよね……。

貧乏性なので、新婚夫婦のくせにまだ使えるという理由で冷蔵庫も洗濯機も新調せず、ずっとふたり用のやつを使っているんですが、これから節約していこうとなると大容量のものが欲しくなったりします。(みんな大好き大容量!)
しかし、上記の理由を差し引いても「欲しいな……!!(宝石……!!)」という欲望は健在で、宝探しに行ったあの日から、私の心に執着という根ががんじがらめになって生え続けています。

このまま、目の前にぶら下がってる給付金を握りしめ、奥地にあるAmazonに向かうところでしたが、旦那が神妙な顔をしていたので、泣く泣く検討という形になりました。
※種類がありすぎてどういった性能が良いか不明だったので、いちばんカッコよさそうな商品をご紹介します。

もちろん、研磨機を買ったからといって、直ぐにキラキラな宝石を「一丁あがり!」できるなんて微塵も思っていませんし、趣味でもある程度の練習を積まなければ、それこそ宝の持ち腐れになる恐れがあります。
貴重な給付金を捻出するんだぞ、分かってるか?といった意味でも、「DIYで家具作っちゃお♪」なノリを推していくわけにもいかないので……。(ゲームの世界に行きたいアラサー)

経験値0、勇者レベル0の私ができることは?
少しでも多くの職人さんのモチベーション、生活の維持が保てるように、今できることを行動に移すことです。(何度も繰り返しますが、お金を使います)
そして、研磨職人さんたちにこれからも世に素敵な宝石をたっくさん届けてほしい!という想いを込めて、noteを綴りました。
そもそも研磨機買ったら売上はメーカーさんに入るだろうし、職人さんを救う理由にまったく該当しておらずで、書き終えてびっくり。タイトル詐欺じゃん。

まだまだ修行が足りないぜ。

▼企画主催者様
素敵な企画をありがとうございます!
ここで一句。「給付金 キッチリ使って まる儲け」(字余り)



読んでいただき、いつもありがとうございます。とても嬉しいです!