マスク2枚

遂に富山県にも新型コロナウイルス感染者が発生しました。残念ながら準決勝敗退です。立山は守ってくれましたが、関西・中部地方からもたらされており、脇腹を衝かれた感じです。4月2日時点で8名。県内の感染ルートは2系統で、今のところトレースできていますが、感染者に看護師、保育士、介護施設職員、ハローワーク職員がおり、感染拡大が懸念されます。

私自身も身近です。よく、7人つながると全世界の人につながると言われますが、感染者と線がつながる人が周囲に出てきており(濃厚接触者ではありませんが)、会社の人事担当としては状況を見守っています。

会社で地元とのお付き合いもありますが、4月に入って、お祭り系が次々と縮小または中止。もちろん出張は往来ともなし。新年度なのに今ひとつテンションが上がりません。

それにしても、安倍首相の打ち出した施策が「1世帯マスク2枚」。批判はいろいろとあると思いますが、私は、沈滞したムードを打破するために、大喜利ネタを提供したと、ポジティブに捉えています。ツッコミどころ満載な施策をドヤ顔で説明するって、それ以外考えられません。まぁ安倍首相のことですから、マスクを買いに行くこともなかったでしょうし、センスの乖離はあるでしょうね。

今、テレビの収録も止まっていますが、次回の「IPPONグランプリ」でネタになりそうです。さすがにひな壇の芸人さんは出さないでしょうが、チェアマンの松本人志さんが、「自分の考えたネタで…」と徐に「マスク2枚」と出してきそうです。

4月2日の文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」の「大竹紳士交遊録」に登場した天久聖一さんのネタには笑いました。ポッドキャストで聞くことが出来ます。コロナネタで笑わせることに躊躇する芸人さんが多い中、爆笑です。天久さんのセンスには感服します。

どうしてもこういう事態では文化が後回しになりがちです。志村けんさんが亡くなられたこともこれに拍車をかけたかも知れません。でも、ポジティブに対処していくことが、好転への契機になると思っています。

追記(3日13時40分):会社から連絡があり、懸念されていた会社へのつながりは、途中の方が「陰性」とわかり、累が及ぶ可能性は一旦消えました。しかし、警戒は継続です。

追記2(14日):少しネタ追加しました。

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