ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学院入学前、在学時、卒業時のリアルタイムの手記
Facebookなどで記載していた、自分がBBT大学院に入学する前の決意表明、在学時・卒業時に感じたことを、ご参考までに紹介します。こちらは口語調ですが悪しからずご了承ください。
入学当時は30代半ば。所属していた会社の変革期で、M&Aを受けて子会社化されたところでした。人の出入りが激しくなっており、入学直前には役員に抜擢され、座学で学んだことをちょうど実践できる環境下でした。
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MBA取得に向けた検討
(当時の制度に基づいているため、教育訓練費給付制度については、最新版をご確認ください。)
これからの3年間で、MBAを取得したい。
大きな挑戦だが、お金と時間を懸けるだけの価値はあると思っている。
自分の頭は専門職寄りに偏っていて、ビジネスマン的感覚が鈍い部分を補いたい。 また、会社にはスペシャリストはいるが、ビジネスマンがほとんどいないこともあり、自分がビジネスマンとしての勉強をしてレベルアップすることは、会社にとっても大きなプラスとなるはずである。
問題となるのはお金と時間だ。
教育訓練費給付制度で96万まで出るところで、通信で勉強できるところだと、グロービスかビジネス・ブレークスルー大学院のどちらかだ。
国際認証を得ているMBAだと、日本で取得できるのは名古屋商科大学と慶応だけ。慶応は仕事辞めなくちゃならないので、まず無理。名古屋商科は東京キャンパスもあり、週末コースもあるのだが、教育訓練費は10万しか出ない。学費は約300万だから、現実的ではない。そもそも週末の日中を全て通学に捧げてしまったら、家庭の時間がなくなるし、第二子が欲しい点からも現実的ではない。
消去法で考えればビジネス・ブレークスルー大学院が残りそうだ。
あとは説明会とかを受けてみて決めようと思うところだ。
入試前
BBT大学大学院のMBAコースを受験すると決めていろいろと準備を進めている。
この中で、自分のキャリアのゴールが何か、またそれを達成するためにどうするか、それに関してこのMBAがどのような意味があるか、というエッセイを提出しなければならない。
これは、今まで自分が流動的に考えて、ずっと答えを後回しにしてきたことに向き合わなくてはならない時が来てしまったことを実感する。
誰かについていけばいい。という思考をやめ、自分が切り開くのだという気持ちになると、人生は重くなる気もする。でも、それが自分の足で生きていくことなのだろうと思う。
今の自分は、どの分野で、どういう立ち位置でTOPを目指すのか、が曖昧だ。
私生活については、「30前半には、愛する人と結婚していて子供が欲しい」というモノをずっとイメージしてきており、それを実現できたわけだが、仕事に関しては本当に流動的に考えてきていたため、行き当たりばったり感が否めない。
5年後、10年後、そしてキャリアのゴールを見つめることから、ずっと逃げてきたツケを払う時がきたのだろう。
今はまだ明言できるほどのビジョンはないが、MBA取得までに徹底的に自分と見つめ合って、仕事における将来像を固めたい。
順当に進めば、来月上旬には合格通知が届いているはずだが、どうなることか。
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入試に合格
入試は問題なく通った。
恐らくどこの大学院もそんなもんだろう。出る方が大変というやつだ。
将来設計を崩さないために、国の教育ローンを組んで、毎月の小遣いでじっくり返済していく。
金がやたらとかかるが、もう誰かに便乗するのではなく、自分できちんと判断のできる人材となりたいのだから、これぐらいの投資はしてもいいと思う。
もう俺の遊びはない。ビジネスというフィールドで本気で戦うだけだ。
恐らく相当キツイ毎日が待っているのだろうけど、多分高校時代に比べればマシだろう。
毎日2時間半の部活の後に、チャリを1時間こいで帰ってから、気力がもつまで勉強したあの日々は、今思えば信じられない。新聞配りのオマケつきだからな。
アレより苦しい日々はないハズだ。
とりあえず本気でギリギリの暮らしをすることになるだろうから、節目節目の酒が美味くなるだろう。
ダラダラ生きている時の酒は不味いからな。
入学前
◆BBT大学院でMBAホルダーになるまでに身に付けたいこと
せっかくなので、「2年後、大学院を修了する時には、こうありたい!」というものを列挙しておく。
1.ビジネスマンとして、今とは別のステージの思考を身に付ける
木を見て森を見ず、というレベルからの脱却。 5年後、10年後の経済を見据えた自分のあり方、会社のあり方を模索できるようになる。
2.100人以上の人とネットワークを作る。
本気でビジネスを勉強しようという人たちが集まるのだから、こんなチャンスはない。
ビジネスパートナーが見つかれば、それは本当に素晴らしいが、仕事以外の付き合いでも、刺激的な人とのパイプを持つことは人生の糧になる。
どのくらい踏み込むかは、相性もあるだろうけれど、最低でも10人とは熱い仲間になりたい。
友達の友達は友達、というような数珠繋ぎの関係を作っていきたい。
入学にあたって用意した個人名刺を、どれだけ交換できたか、2年後に蓋を開けてみたい。
3.卒業研究のテーマを実現化する
BBT大学院の卒業研究は、新規事業の立ち上げの事業計画からプレゼンまで、である。
せっかくだから、本当にできそうな事業を考えてみたい。
入試の時に考えていたものよりも面白そうな案が一つ浮かんでいるので、それが実現できるかどうか、試行錯誤してみたい。
4.年収ベースで50万は上がる人材になる
約300万の自己投資となる。
教育訓練費給付制度を全額ゲットしたとしても200万はかかる。
費用は国の教育ローンで借りた。年利2.1%。
年収を上げられるかどうかは、会社の業績にも左右することは間違いないし、MBA取得そのものが金になるわけでもない。ただ、ここで得た知識・経験から、仕事で利益を生み出すことのできる人材になれば、必然的にお金もついてくるだろうと思う。
ビジネスマンである以上、数字を叩き出し、それに見合う給料を得られるようになりたい。
とりあえず4年で元を取れることを意識して、まずはこれを目指したい。
5.修了証書授与式で、本気で頑張った証である、感動の涙を流す
ここ数年は結構ギリギリの暮らしをしてきた気もするが、また一つ上のレベルでのギリギリの暮らしをすることとなるので、これぐらいの意気込みでいきたい。
しかし、こんなにちゃんと勉強しようと思って進学する自分に驚く。
やはり自分のお金で行くからだろうか?本気度が違う。
大学に進学した時は、「ようやく一人暮らしができる!彼女作ってイチャつくぜ!」というような、ゆるい思考でしかなかった。
厳密には、別の夢をかなえたい気持ちもあったハズだが、その気持ちよりも上記思考が脳を支配していたことは否めない。
大学卒業後は、もう勉強なんてウンザリだ。国家資格取ったんだから、もうこれ以上勉強したくねーわ。という、燃え尽きというか、人生に対して甘すぎる思考に陥り、多くの時間を無駄にした気もする。
が、そんなダサイ日々があってこそ、今の自分がいるのだから、前向きに頑張りたい。
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BBT大学院で3ヶ月学んだ感想
あっという間の3ヶ月だった。
会社の組織変更により、求められるものが大きくなり、業務量が倍増する中での大学院生活は厳しくも楽しいものだった。
ビジネス・ブレークスルー大学院という、イケていない名称がどうでもよくなるぐらい中身が濃い。お金はかかっているが、ここで2年間本気で学べば十分投資回収が可能だと考える。
大前研一学長については、入学まではほとんど知らない人だったが、入ってから毎週1回大前研一ライブをみるようになって、メチャメチャ頭のよい人だと知った。大前学長はテレビには幻滅して、もう一切出ないとのことだったが、この人の存在を知らないで損をしている人は多いと思う。別に信者でもなんでもないが、話す内容が非常に理に適っており、学ぶところが多い。
「日本を変えるには教育を変えるしかない」として、BBT大学/大学院を立ち上げたそうだが、本当にその通りだと思う。これは大学院のディスカッションでも、いろんな科目でいろんな人が発言されている。
BBTならではの大学院の授業の形式やモバイル学習スタイルなどは、いろいろなところでわかりやすく書かれているので、ここでは割愛する。
これまで通勤時間や昼休みに「2ちゃんねるまとめサイト」を見るなど、無駄なネットサーフィンの時間が存在していたが、入学後は1分1秒も無駄にしたくないほど、向学心が高まっている。この感覚は久しいもので、自分が本当の意味での勉強から遠ざかっていたことを実感する。
勉強し続ける、成長し続けなければ、本当の意味での生き残りはあり得ない。
人間が変わるには、
「付き合う人を変える、時間配分を変える、環境そのものを変える」
しかないそうだ。
BBTで付き合う人が変わり、時間配分も変わり、日々変わっていく自分を実感する。
これまで今後の経済の見通しや、どういう形で働き、生き残っていくことができるのか?という点が非常に曖昧で、不安が大きかった。それがここ3ヶ月でクリアになってきたものも相当数あるし、恐らく2年間の勉強の中で、自分が欲しかった答えの多くが見つかるのではないかという気もしてきた。
睡眠時間も削られて、布団に入ればほぼ1分以内に眠れるレベルで、無茶苦茶キツイ生活であることは間違いない。大学院だけならまだしも、会社が火柱が立つ状態で、毎日2日分働くレベルであることも重なり、試練の時が来ている。
大学院はようやく3ヶ月終えるところで、まだ1/8をクリアしたに過ぎない。これをあと7回かと思うと、正直ぞっとするところがある。が、同じ大学院で学ぶクラスメートも、猛烈に働くスケジュールの中でやりくりしている。既に脱落気味な人も結構いるけれど、ともに頑張るクラスメートの存在は、自分にも活力を与えてくれる。俺もクラスメートにとってそんな人間でありたい。
先日、スクーリングがあって、いつもはオンラインでディスカッションしまくっている人たちと、オフラインで会って飲み会をした。いつもあんな発言している人はこの人だったんだ!という新鮮さと、みんなそれぞれがレベルアップしたくてここで学んでいるということを再確認し、いろんな意味で刺激をもらえた。
縁あって同期となったわけなので、彼らと一緒に卒業できるように頑張りたい。
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BBT大学院で4ヶ月学んだ感想
仕事をしている時以外は、完全にBBTに脳内を占領されている日々である。
いつになく向学心が刺激され、人生で一番学んでいるかもしれないぐらい、いろんな勉強を継続している。
まだ投資の回収はこれからになるのは言うまでもないが、今のところ入学したことへの後悔などはなく、非常に良い大学院に入学したと思っている。
◆入学前の迷いの解消
入学前には、どこに入学しようか相当悩んだ。
特に社内のMBAホルダーが卒業していた名古屋商科大学のMBAコースは、国際認証も得ていて惹かれたのも事実だ。
実はBBT大学院は、大学基準協会による評価で、2015年3月に「不適合」の評価を受けている。
これは教員が専任でないこと、実学に偏っていることが理由であった。
入学前には、「実践で使えるものが勉強できれば問題はないが、大学院が不適合という評価を外部機関にされるというのは、悔しい」という気持ちになりそうで、入学に迷うきっかけにもなった。
その際に、BBTのOBに方に質問をしたところ、下記のニュアンスのお返事をいただいた。
1.BBT大学院が、他のMBAよりも実用的過ぎて、学際的に運営して欲しい文科省の機関が「不適合」を下した。ということに読める。
2.他のMBA大学院が、実学よりも理論を多く勉強をしているだけ。
3.卒業生が社会で結果を出せば、認定機関が大学院に合わせざるを得ない。(⇒卒後に実績でBBTが正しいことを示せばいい。)
まだ数カ月ではあるが、確かにその通りだと思う。
BBTの教授陣は実業家で、他の仕事との兼任であり、実学ベースである。が、なんら悪いものとは思わないし、むしろ現場で使える情報が多くて勉強になる。
以前、会社の先輩がコンサルタントの本を貸してくれた時「この本の作者、偉そうにこんな本書いているけど、実際に一緒に仕事してみたら全然大したことなかった。頭でっかちって感じだったよ」と言っていたことがあったが、知識だけあっても机上の空論に終わるので、実学ベースの授業の方が自分には良いと思う。うんちくを垂れるよりも、行動して結果に結び付けられるかどうかが肝である。
◆講義について思うこと
BBTの講義のうち、半分以上は昨年以前からの使い回しである。
学長科目の新資本論以外は概ねその傾向がある。
たまに「さすがにこれが収録されたの、古すぎだろ」というツッコミを入れたくなるようなものもある。
が、中身は非常に濃いものであるし、再度収録するのもコメントやリアクションに違和感があるだろうから、まぁいいのではないかと思う。
課目によって好みはもちろんあるが、レベルは総じて高いと思う。
その中でも一部の講義について備忘録および紹介として記載しておく。
起業論
これはサンマイクロやシスコの日本法人の立ち上げをした松本先生の講義だが、経営者としての姿勢を学ぶには大変意義深いものがあった。特に松本先生の人柄が素晴らしく、こういう人にはついていきたいと思えた。取り上げる題材も、自身の経験だけでなく、ベンチャーの起業家をゲストに招いての講義なども刺激的だった。
問題発見思考
マッキンゼーで勤めてから独立されたコンサルタントの斎藤顕一先生による講義。
この人の講義はメチャクチャ面白いし勉強になる。
大阪の人ならではのユニークな講義で、随所に笑えるボケ・ツッコミを入れてきて飽きさせない。
そして笑いだけでなく、実務に直結する実りのある講義だ。
この講義は認証なし(他の講義は、途中で視聴確認ボタンを押す必要がある)で、徒歩の最中にも聞いたりして勉強することができるの点もまた良い。
始まりの際に「やぁ皆さん、元気でっか?」と声を掛けられると、疲れていた時などは元気をもらえる。
戦略的人材マネジメント
これは選択科目だが、マネージャー層は必見である。
川上先生の講義は、斎藤先生とはまた違った感じの面白さがあった。
ディスカッションに関して、フィードバックの講義をしてくれる点も良かった。
あんまり長く書く時間もないので、このぐらいにしておく。
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BBT入学半年後の所感
成績もAが4つ、Bが1つと、想像以上によい成績を出すことができたが、これは年末年始休暇に時間をとって最終試験に臨んだからだとも思う。
夏休みをこれにあてるということは難しいと考えられるため、いかに効率よく仕事をして、勉強の時間を捻出するかが鍵だ。
今期はアカウンティングなどの数字の授業も入ってくるため、相当苦戦しそうだが、それでこそ勉強する価値があると思っている。
自社が、今後どうなるかという点はこの一年で決まるとも思う。
小さな会社なので、自分の伸びが、会社の伸びにも直結する。
一方で法規制などの外部環境にも影響を受けるため、やはりどんな状況になったとしても生き残ることができる力をつける必要があると思う。
BBTでの学びは楽しいが、もちろん苦しい時もある。
あと1年半は修羅場が続くが、高校時代の方が多分きつかったと思う。
チャリを往復2時間近くこぐ必要もなければ、ゼーハー言いながら走る必要もないし、デカイやつにタックルする必要もないし、顔にニキビもない。
嫁と息子への時間は少なくなってしまうのが心苦しいが、未来のために今苦労させてもらうしかない。絶対に2年で卒業したい。
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BBT入学1年後の所感
大学院では、学費を自分で払っていることもあり、大学時代とは感覚が違う。
大学時代は、卒業できればよい。あとは卒業後の国家試験に受かればよい、という気持ちだったと思う。
正直、ちょっと流されると、大学院でも単位だけ取れて卒業できればいいや、という気持ちが芽生える瞬間もあることはある。
でも、それって違うなって思う。
学位をとることそのものは、自己満足に過ぎない。
大学4年の頃に、同学部の修士過程については、まったく興味が持てなかったので、「俺が行くのは、お金の無駄だな」って思って、就職した。
最近の自分の勉強スタイルを振り返ると、惰性でやってしまっている感がなきにしもあらずだ。
これは、仕事の行き詰まり感・仕事に追われて時間を作れないという状況が、大学院に入学したときの自分の初心を忘れさせてしまっているからだと思う。
大学院のRTOCS(real time online case study)では、その会社の社長になったつもりで、自分ならどうするか?を毎週ディスカションして答えを出す。けれど、大学院の友人らと「実際に自分の会社でなら、どうする?」っていうのを話した時に、原点に還った気がした。
俺は誰かに頼るのを卒業して、自分が率先していけるように、ビジネスでのサバイバル能力を身につけたくて大学院に入ったのであり、学位がほしかったわけではない。
学位は結果として得られればよいのであって、本当に欲しいのはビジネス能力だ。
そう考えると、自分のビジネスに直結しないような科目は、捨て科目としてもよいのかもしれない。
次期では、選択科目としてはあと1単位だけでよいのだが、時間に余裕があるのなら、もっととりたい科目はある。もう少しだけでも時間を作ることができれば・・・という気持ちは大いにあるが、仕事のための勉強なのに、仕事をないがしろにするわけにもいかない。
ここ数ヶ月、仕事に追われまくり、自分が負のオーラをまとってしまっていた気がする。
その流れを断ちたい。
半永続的なこの仕事量が変わるとは、到底思えないものの、「嫌なら辞めればいいじゃないか」だ。
この状況は様々な偶発的な出来事が重なってたどり着いたものであるが、またとない経験をする機会でもある。
課題だらけで、刺激に富んだ日々は、毎日「つまんねーなー」って呟いていた過去の自分から見たら、羨ましい状態のはずだ。
だから、今は苦しいと思うのではなく、楽しいと思うべき時のはずだ。
家庭の時間が極限まで減っていることは、正直苦しいものがある。
でも何かを得るためには、何かを捨てなければならないのだろう。
自分が完全に壊れてしまわない限り、この状況を前向きに楽しみたいと思う。
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卒業時の感想
本日、ビジネスブレークスルー(BBT)大学大学院 経営学研究科 経営管理専攻を修了し、卒業式を終えました。
仕事の状況もあいまって、猛烈な密度の3年間だったけど、無事卒業式を迎えることができ、本当に良かったと思います。
まずは何より妻に感謝したい。
当時まだ1歳だった長男の世話が大変な中で、自分のわがままで勉強させてもらうことができたのは、妻が背中を押してくれたからです。
勉強にあてる時間を捻出するため、家庭の時間を相当削ってしまったことは間違いありません。
無事MBAを取得できたのは、家族の応援があってのものです。
本当にありがとう。
息子にもとても寂しい思いをさせてしまったが、いつか彼もわかってくれると信じたい。
家族の時間を犠牲にして、BBTでの学習を選んだが、後悔はしていません。それだけ得るものがありました。
今日は節目なので、入学時に、「BBT大学院でMBAホルダーになるまでに身に付けたいこと」として、当時の自分が挙げた目標について振り返ってみたい。
1.ビジネスマンとして、今とは別のステージの思考を身に付ける
→これは達成できた。ちょうど同時期に会社の組織変革もあり、経営層に食い込むことができたため、実践と座学が融合した学びとすることができた。
2.100人以上の人とネットワークを作る。
→厳密には数えていないが「最低でも10人とは熱い仲間になりたい。」という目標は達成できた。社会人になってからの仲間は少なかったが、BBTでは年齢・性別・業種を問わない様々な友人ができた。本当にきつい時もあったけど、仲間と一緒だから自分も頑張れた。切磋琢磨しあった仲間は、生涯の友人となるだろう。
3.卒業研究のテーマを実現化する
→これはこれからになるけれど、転職活動中の今、やりたいことにチャレンジするという切符を掴めそうなところまできている。ここから1か月の勝負で勝ち取りたい。
4.年収ベースで50万は上がる人材になる
→これは達成できた。300万の初期投資も回収できよう。
5.修了証書授与式で、本気で頑張った証である、感動の涙を流す
→卒業式では涙を流せなかったが、卒研合格で卒業が認められた日には泣けた。
BBTでは本当に多くのことを学べた。
投資は十分回収できたし、それ以上のものとする自信もできた。
もともとは、「経営などを全く知らないままでは、会社の状況がまずくなった時になにもできない。誰かがなんとかしてくれるという考えは捨て、自分がなんとかするためには、経営について体系的に学ぶ必要がある。」という想いで門戸を叩いた。
だがフタをあけてみると、入学前にBBTのOBに会ってと会った時にきいた、「5年後、10年後の選択肢を増やすために、今やるべきことは何か?」の答えがBBTだったのだろうと思う。
正直、今の仕事の異常な業務量のため、クラスメートの集まりに参加することがなかなかできなかったし、選択科目も思うように受講できなかったし、ディスカッションへの参加についてももっとしたかったし、悔いが残る点はある。でも逆に仕事で経営幹部として働きながらであったからこそ、BBTでの学びをより実践的なものとして身につけることができたと思う。
ここからは、自分が本気で情熱を注げる仕事をすること。
そうでなければ、MBAはただの頭でっかちの表層的なものになってしまう可能性も大いにあることは、注意しなければならない。先日ベンチャーの社長と会った時に感じた熱量は異次元であった。そこは忘れないようにしたい。きっと自分にとっての最後のパーツかと思う。
BBTのMBAをとるまでは、修行のような3年間だったが、本当にギリギリの中で生きている実感を楽しめた。
ここからは「修行」ではなく、実戦での自己実現と家族の笑顔のために生きたい。
家族と仲間には本当に感謝。
次のステージへ進むぜ!
最後に
BBTでは、入学時の紹介割引制度があります。
BBTへの入学を検討されている方は、是非メッセージをください。
また、質問等についても卒業生目線でお答えしますので、ご遠慮なくご連絡ください。
末尾の「クリエイターにメッセージを送る」、もしくはkeishimori999アットマークgmail.comへよろしくお願いします。
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