第130話 「究極の選択」
「どうして私を助けたの?」
友香は濡れた髪をタオルで拭くと、僕を見つめた。
僕たちは恋人同士ではない。
だから絶対に自分が選ばれるとは限らない。
そう彼女が不安に思ったことは想像できる。
しかし、どちらかを選ばなければならない状況になった以上、答えは一つしかなかった。
ここから先は
1,476字
2020〜2022年に投稿した意味怖を載せるマガジンです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
「どうして私を助けたの?」
友香は濡れた髪をタオルで拭くと、僕を見つめた。
僕たちは恋人同士ではない。
だから絶対に自分が選ばれるとは限らない。
そう彼女が不安に思ったことは想像できる。
しかし、どちらかを選ばなければならない状況になった以上、答えは一つしかなかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?