ギガント・マーダー・マムシの末路
まだピクピクと動いている肉をむんずと掴み、醤油を貯めたボールに突っ込みそのまま喰らいつき、引きちぎる。
旨い。この様子なら串焼きの方も期待できそうだ。
冷蔵庫からビールをごっそり持ちだし、キャンピングカーから出る。焼け始めたマムシのいい香りが鼻を擽る。
一缶二缶三缶───どれも一気に飲み干し、先程の生肉をまた喰らい、またビールで流し込む───
マムシ肉の串焼きはビールの大親友だった───気がつけばダース以上の空き缶が転がっていた。
尿意を覚え、酩酊した体を車まで連れ戻そうとす