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貧乏性の陶芸SDGs
ミニチュア生け花の会の新メンバー
No.35 らむーら塩さんは
ちょっと変わったことを考えていらっしゃる
都市で大量廃棄されている陶器を
「都市鉱山」と見なしリサイクル粘土として
蘇らせようと考えている方だ
ただこれには技術的に制約が多く前途多難だ
それでもその可能性信じていらっしゃるんだ
その記事を読んだからには自分にも
できることがありそうだと思ったんだよね
![](https://assets.st-note.com/img/1718759097971-Dl4jeTXu2d.jpg?width=800)
最近飽きずに掻き落としを作り続けてきた
自分でも気づかなかったんだけど削るのは
思った以上に好きだったらしいんだよね
模様の入れ方にも慣れてきて面倒とも思わない
模様によって一番使いやすい道具を選ぶことも
できるようになってきたので作業も速い
加えて作業開始の時刻が朝の6時になったんだ
ロクロを1時間挽いて形を作ってから朝食だ
2時間ほど置くと小さなサイズなら削れるよ
大きなサイズなら3時間は置くので
小さな順に下描きし4個は削れるようになった
![](https://assets.st-note.com/img/1718759169552-1ieenWexYf.jpg?width=800)
掻き落としを作るには一度ろくろで挽いた後で
上に化粧土を塗らなければならないんだ
化粧土は既製品を使うこともあるけど
今は練り込み用の顔料を粘土に混ぜている
前回の固まってしまった黒の粘土を水で溶かし
今使っている磁器土の固まった小さな塊を
水で戻し混ぜて色を調整して使っている
ふと思ったのは硬くなった土を戻してから
混ぜる必要は無いのではないかと思ったんだ
ろくろで挽くと必ず手に粘土がべったり付く
これを洗うとドロッとした粘土が器に溜まる
![](https://assets.st-note.com/img/1718759235033-r9p5YnB2Se.jpg?width=800)
この泥状の粘土を使えば粘土を水に溶かさずに
簡単に色の調整ができるのではないだろうか
そう思ったので静かに水を捨てると
使えそうなドベ状の粘土が残る
![](https://assets.st-note.com/img/1718759283863-z4PRClW550.jpg?width=800)
ただそのまま混ぜただけでは粒が残っている
手間はかかるがここは指で1粒ずつ潰していく
これがきれいな仕事につながるんだ
これで今まで水に流していた粘土も使えるね
こうすると粘土の回収もでき下水も汚れない
あまりにもみみっちいんだけど
これぞ貧乏性の陶芸SDGsなんちゃってね
💛 🇺🇦 🇵🇸 💙
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