見出し画像

新しい事態を乗り越えたいけれど

コロナが続き新しい生活様式が提唱されています。
人と人の距離やマスクの着用、三密を避けるなど
どれもかからないためには必要なことなのですが
国境を超えて世界の感染者が840万人以上になり
これがいつまで続くのかの方が心配になります。

あれもこれもダメという自粛生活が全てにおいて
萎縮をもたらし、若者が可哀想に思えてきます。
今後、若者たちが新しい生活様式に慣れなければ
ならないとしたらアートも音楽も衰退しそうです。
こんな悲観的な状況に、若者よ!負けるな!

古伊万里に新しい趣向を加えて絵付けをしました。
中心の図柄だけは古伊万里をコピーしました。
それに合いそうな模様を加え、色の使い方も
伝統色から微妙な色に変更して見たのですが‥‥

画像1

この皿のようにメインの赤は伝統色の赤を使い、
他の色は少量にすると収まりが良かったのですが
淡い色使いにすると迫力は出てきません。

画像2

上の画像のように、さらに淡い色を加えながら、
これに金彩を加えると何とかなるだろうと思い、
試してみることにしたのですが‥‥。

画像3

このような軟弱な表現では完成度は上がらないか
と思ったのですがそうでもありませんでした。
しかし完成度は上がったとしてもこれは古伊万里?

こうしてみると古伊万里はその様式を使わないと
古伊万里風にするだけでも難しいのかもしれません。
微妙でも、古いことに新しい内容を入れる試みは
まだまだ先のことになるのでしょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?