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モンティパイソンのSPAMALOT

福田雄一演出のミュージカルは、 3〜4年前の『ヤングフランケンシュタイン』以来2作目の観劇でした。 ご時世的に、死生観を軸に展開する作品が多くて 「生きること」を考えさせられる演劇や映画ばっかり見てたんだけど、 純度100%のコメディはやっぱり最高だった。 ストーリーは、 山田孝之演じるアーサーが神のお告げを受けて仲間と共に聖杯を探しにいくっていう、 ほぼ『勇者ヨシヒコ』な物語なんだけど(笑) 見どころが数秒に一回散りばめられててもはや覚えていない。 冒頭、フィンラン

    • KEMURIsm

      KEMURIさんが単独ダンス公演を開催するというので、初日に日暮里d倉庫へ観に行きました。 まあしびれた。 YOHさんはサークルの先輩とはいっても数回お話した程度だし、 Hagriさんなんて1ミリも面識ないんだけど、 わたしこの方々のこと知ってる人生でよかった!と心から思った。 KEMURIがある人生とない人生、圧倒的に前者のほうが豊かだもん。 エンディングあたりではそんなことまで考えながら見てた。 KEMURIというジャンル KEMURIという世界観 唯一無二な存

      • 優秀病棟 素通り科

        山田ジャパン公演「優秀病棟 素通り科」 ふぉ〜ゆ〜の福田悠太くんを追いかけていたら、劇団山田ジャパンが12年の歳月をかけてたどり着いたという本多劇場での公演を見ることができた。 正直山田ジャパンはそれまで知らなかったし、いとうあさこさんは芸人さんだと思ってたし、動機としては「福ちゃん出るから見に行こう」でしかなかったんだけど、 こんなおもしろい劇団があるの? こんなおもしろい劇団でも本多劇場に立つのは難しいの? 次の公演は!? と今ではちゃんとひとつの推し劇団としてインプ

        • 投げられやすい石

          ハイバイ「投げられやすい石」 配信にて鑑賞。 見終わってすぐにメモ的に、感想を。 楽しかった思い出、好きだった人、憧れてた人、それが失われて、今との落差に苦しくなって、もはや忘れてしまいたくなる気持ち、わかる。 2年前に失踪して、突然連絡をよこしてきた佐藤。その姿はあからさまに落ちぶれていて、髪もはげまくっていて、見た目も言動も、どう見ても健康じゃない。 それでもあの頃みたいに「絵を描け」と言い続ける。 でも昔のキラキラしてた姿とあまりにも違くて、お前がいなくなって

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