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イヤミス

イヤミスの女王といえば、
湊かなえですね。

『告白』しか読んだことはないですが、読後感が悪い作品として、わたしがまず思い出すのは、貴志祐介の『黒い家』です。

森田芳光監督、大竹しのぶ主演で映画化もされました。
保険金詐欺をテーマにしたホラーです。

サイコパスが主人公の『悪の教典』も相当後味が悪かったです。

こういう小説を書く人がいて、読む人がいる。
人間の性ですね。

映画でいえば、わたしの場合は
スタンリー・キューブリック監督の
『時計じかけのオレンジ』がそうでした。
以前にもnoteに書きましたが、名画座で『シャイニング』と二本立てで観て、体調が悪くなりました。

最近では、デヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』でしょうか。
2014年公開ですから、最近とはいえないですね。

この手の映画は観ない方が身のためだということを知りました。

先週の金曜日の夜、娘とLINEでやりとりしていて、娘のダンナ様が
「これは凄い!」といっているとのことで、試しに観てみました。
ディズニープラスで。

『ガンニバル』

冒頭からかなり強烈です。

題名から薄々中身の予想はしていましたが、とにかく強烈。

そういうシーンは目を半開きにしてやり過ごします。

嫌だ嫌だと思いながら、
ついに最終話を残すのみ。

気味の悪い人ばかりが出てきます。
狂気の世界です。

主人公の警察官を
柳楽優弥くんが演じていますが、
この人が正義でありながら、
ブレーキの壊れた暴走車(暴走者)です。

唯一、このバイオレンス警官に、魅了されました。
この役は柳楽優弥にしかできない役だと確信しました。


とにかく
根っからの平和主義者なので、
ホラーとバイオレンスは大の苦手です。





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