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パリ五輪

いよいよパリオリンピックが始まる。
(一部競技の予選はすでに始まっています)

東京オリンピックは、コロナ感染拡大が収まらない中での開催となり、直前までやきもきした。
今回は他人事として、お気楽に楽しめそうだ。


オリンピックといえば、個人的には陸上の短距離やマラソン、水泳、体操、卓球、サッカーなどを楽しみにしているが、その他に、新しい競技はなるべく観るようにしている。

今回のオリンピックなら、ブレイキン(ダンス競技)に注目している。
採点方法などがまったくわからないので、新鮮な気持ちで解説者の話に耳を傾けることができる。

そこで思い出すのが、前回の東京オリンピックのスケートボードの解説者、瀬尻稜さんである。

まるで曲芸のような技に目を瞠ると共に、解説によって、技の名前、難易度なども徐々にわかるようになるのが楽しかった。
不良っぽいスポーツという偏見を払拭するいいきっかけにもなった。

「ゴン攻め」「ビッタビタ」

瀬尻さん独得の表現が話題になり、この年の新語・流行語大賞にもノミネートされた。

14歳にして金メダルを獲得した岩崎恭子さんの  
「今まで生きてた中で一番幸せです」
(バルセロナ五輪)

北島康介さんの
「何も言えねえ」
(北京五輪)

スキージャンプ団体、原田雅彦さんの
「俺じゃないよ。みんななんだ」(長野五輪)
は五輪史上に残る名言といわれるけれど、わたしにとっては
「ふなきぃーー」
が最も印象的。

巧まずして出たひとこと。
魂の叫び。

オリンピックは名言が生まれやすい場所だ。   

今大会ではどんな名言が聞けるのだろうか。

セーヌ川を船でパレードする前代未聞の開会式も待ち遠しい。