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金銀パールプレゼント

物心ついた頃、洗濯洗剤は
もちろん粉末。
大きな紙箱に入っていました。

5キロ入りのお米の袋ぐらいの
大きさだったかな。
そこまでではなかったかも知れません。

これを買って帰るのは
主婦にとっては一仕事でした。

ザブとかブルーダイヤとか
ニュービーズなどがありましたが、

ブルーダイヤといえば

 金銀パールプレゼント♪

テレビコマーシャルが印象的。
今でも口ずさめるほど。

調べてみたら、CMソングの帝王?
小林亜星さんの作品でした。

なるほど!


子どもですから
箱の中に粉石鹸に埋もれて
金、銀、パールが入っているのが
アタリだと思っていました。

おバカさんですね。
でも、当時はまだ
学齢前の子ども。
無理もないか。

実際には箱の中に応募券が入っていたのだそうです。

アタックに続いてトップなどの
コンパクト洗剤が最初に登場したのは
1980年代でした。

洗剤は劇的にコンパクトになりました。

話は脇道にそれますが、
ちょっと前に
嵐の二宮くんが
「液体洗剤の約7割は水でした」
というCMをやっていました。

かなりの衝撃でしたが、
いきなり濃い洗剤を作る技術って
そんなに難しいものなのでしょうか。
素朴な疑問です。

ウールのセーターやおしゃれ着洗いは
粉末のアクロンもありましたが、
無難にクリーニングに出すことが
多かったです。
衣替えシーズンはいろいろな意味で
大変でした。
天然繊維は虫食いも心配ですから
防虫剤も欠かせません。

今では、よっぽどのものでない限り
液体のエマールやアクロンなどで手洗いするので、クリーニング代の節約になっています。

考えてみれは、そもそも冬でもウールのセーターを着なくなっています。

洗濯が楽なアクリルなどの化繊のセーターやフリースを羽織ることが多くなっています。

さて、

長年、コンパクト洗剤は
柔軟剤入りのボールドを愛用していましたが、今年からようやく液体洗剤を使うようになりました。

詰め替え用を買うとき、間違えて
同じシリーズのジェルボールを買ってしまいました。

これがツートンカラーで、
まるでお菓子みたいに可愛らしい。
洗濯をするのが楽しくなってきました。

二人暮らしなので毎日洗濯はしません。
ジェルボールなら少々の洗濯物では勿体ないです。

息子が野球(軟式)をしていた頃は
泥塗れの洗濯物をウタマロで手洗いしてから洗濯機に放り込んでいました。
大会で勝ち進んだときは洗い甲斐がありました。

洗濯も主婦にとっては一仕事でしたが、今は全くストレスがありません。

洗濯機と洗剤の進化のお蔭です。