子どもたちと飲む
父の三回忌法要のため、実家のある広島で久しぶりに息子と会った。
名古屋に住んでいて、お正月にも夏休みにも横浜には帰って来ない。
一方、娘とは しょっちゅう会っている。
物理的にも心理的にも距離が近い。
法事が済んでホッとした夜、
娘が「お兄ちゃんと飲みたい」というので、実家から徒歩圏内の居酒屋に繰り出した。
夫は別行動で、メンバーは息子と娘、孫とわたしの4人。
自慢にもならないけれど、子どもたちはなかなかの酒豪だ。
父親譲りともいえるが、修業の賜だろう。
わたしの知らないお酒を次々に注文する息子と娘。
場数を踏んでいる証拠である。
夫抜きで子どもたちと飲むお酒は格別だった。
頼んだ料理もすべて満足。
滅多に会わない兄と妹がお酒を酌み交わす姿を見て、じーんとくるものがあった。
父は亡くなったけれど、こうして家族が集まる機会をつくってくれた。
天国の父に感謝。
お父さん
子孫は愉快に暮らしていますよ。
一年前に、父が亡くなった日のことを思い出して書いています。
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