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曖昧な言葉

前回記事で、炊いた米は、「ご飯」という方が、しっくりくるというようなことを書きました。

「ご飯」というのは、主食、副菜を含めた食事のことを指すこともあるので、区別するために敢えて「米」といいたい気持ちもわかります。

最近「ごはん屋さん」という言葉をよく耳にします。
(昔からありました?)
端的にいえば食堂のことですね。
口語的表現だと思いますが、こういう言葉を使う人は、幼児性のあらわれ(ぶりっ子?)のようで、あまり感心しません。

日本語は曖昧な言葉や言い回しが多いといわれますが、調べてみたら、子どもにとって曖昧でわかりにくい表現というのがありました。
「きちんとしなさい」とか「しっかりしなさい」、「なんでちゃんとできないの」、「いい子にしてなさい」等々。

たしかに幼い子どもにとってはわかりにくいでしょうね。

なるべく具体的に、何をどうするのか、なぜそうするのか、理由も伝えるとわかりやすいそうです。

話すときには、子どもに限らず、相手にとってわかりやすいかどうかを考えながら話す事が大切です。
書くときも独りよがりにならないように、気をつけたいと思います。

人間は大人になるにつれて、
「まあまあです」
「ぼちぼちでんな」
「そのうちに…」
「また、連絡します」
などの曖昧語を駆使して、相手をケムに巻くようになります。