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サービス精神

この世には二種類の人間しかいない
 それはインドに行ける者と
 行けない者だ

と有名な誰かが言ったとか。

実際に行くか、行かないかじゃなくて
もっと深い話なんだな。

他にもいろいろな分類法があるんでしょうが、
人間を二種類に分けるとすれば

サービス精神のある人とない人

という風に分けてみたいと思います。

サービス精神の塊
スーパーボランティアの尾畠さんのように、
西へ東へと駆けつけることはできなくても
人間に生まれた以上
何かしら人の役に立ちたいものです。

人に何かを与えることだけが
サービスだと思われがちですが
受け取り上手の人
いいですね。

同じものをプレゼントしても
ありがとうございましたと
ひとこと、切り口上風にメールを
くれる人。

今届きました
ありがとう
これ、大好物なのよ!
と電話をくれる人

そんな人は後日
あれ、ほんとに美味しかったわ。
家族みんなで堪能しました。
とまたメールをくれたり。

数パーセントの社交辞令が混ざっていたとしても、こちらまで笑顔を貰います。

受け取り上手な人は
たいてい、贈り物好きで
贈り手の気持ちも熟知しているような
気がします。

贈ったり贈られたり

貰っても
好みのものじゃなかったら
有難迷惑
面倒くさいし
時間もお金ももったいない

そう思っていた若い頃。

贈り物を介して、言葉のやりとりとか
心の交流とかが生まれるんだなと
思えるようになりました。


しかし、
相手が病気になったり
被災したり
大変な状況にあるときは
お見舞いの手紙や品に
返信不要です」
と添えるのも一つのマナーらしい。
ナルホドね。

常に相手の立場で心遣いができる人
それがサービスの精神ある人
ということになるのでしょうか。

食べ物屋さんに入ったとき

メニューの写真より
実物のほうがショボイ

よくある話ですね。

そこで、期待以上のものがドカーンと
出てきたら
そりゃ嬉しいですよね?
そんな嬉しい驚きを提供してくれる
お店はリピーターが多いお店でしょう。

どんな商売もみな
サービス業なんだなと、
つくづく思います。