見出し画像

人間と人間

人と人との

距離の取り方は

未だにわからない

近づいたり離れたり

あまり近寄って来られると

逃げ出したくなるのが人情

それがわかっているから

自分から追いかけることもできない

いつまでたっても

距離は詰められない

付かず離れずが

人間関係の極意だというけれど

こちらが親友だと思っていても

向こうはどうなんだろう

お腹の中までは探れない


心地よい関係を保ちたいから

当たり障りのない会話で

お茶を濁す


人にはそれぞれ

踏み込んはいけない領域がある

境界線は曖昧

超えてしまった途端

白い駒が黒に

一気に反転することもある

そんなことがあると

すっかり及び腰になってしまう

暗がりを手探りで

そろりそろりと進んでいく

だけど

あまり用心深すぎるのも

考えもので

時には大胆に

飛び越えたほうがいい場合もある

運良く距離が縮まれば

唯一無二の存在になれることもある

この世でそんな人が

ひとりふたり見つかれば

まあ

上出来ということで



*同じようなことを繰り返しnoteに
 書いています。
 人と人との距離の取り方、
 これはわたしの永遠の課題です。