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ベイ・シティー・ローラーズに夢中

タモリ倶楽部空耳アワーという
長寿コーナーがありますね。
近頃はとんとご無沙汰ですが、
ラジオなどで洋楽がかかると
つい身構えて空耳探しをしてしまう
自分がいます。

と、それはさておきまして。


なんであんなに夢中になっていたのか。
今となっては説明できませんが、
兎に角、取り憑かれたように
熱を上げていました。
ベイ・シティ・ローラーズに。

1970年代に若い女性の人気をさらった
ロックバンド。

イギリスはスコットランド、
エジンバラ出身。
明るくポップな楽曲が多く、
アイドル路線でした。

雑誌の切り抜きをプラスチックの
透明下敷きに挟んで、教室で
ウッディファンの友だちと
盛り上がったりして。。。
因みに老婆はちょっとごつい感じの
エリック・フォークナーのファン
でした。


同じ教室の一隅にはクィーンについて
語り合ったり、ハモったりしている
グループもいて、
ベイ・シティー・ローラーズファンは
幼稚な連中と、下に見られていたような気がします。

スコットランドでは
タータンチェックは家々に伝わる
家紋のようなものだ、と聞きました。
彼らの衣装もタータンチェックをあしらったものでした。

自分でもお気に入りのタータンチェックを見つけて、巻きスカートやマフラーなどを身につけていました。

でも
夢中になっていたのは
精々、一年か二年だったかな。
一過性の熱病です。

ベストアルバム、LP盤を
レコード店にいそいそと
買いに行ったことを
懐かしく思い出します。

洋楽といえば当時は
歌詞カードを見て
ノートに書き写して
辞書を片手に意味を調べたり。
カタカナでルビをふって
レコードやラジオに合わせて
一緒に口ずさんでみたり。
そんな些細なことが
楽しかったんですね。

リードボーカルだった
レスリー・マッコーエンは
今年の4月に65歳で死去。
死因は不明ということで
少し気になります。