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仕事を辞めて無職が少し怖いです、はい。

仕事を辞めてから三日経ったが、まだ辞めた実感はない。単純に辞めてからの休みが土日で普段の休みの流れと変わらなかったこともあるだろう。それでも、仕事を思わないでいいという心の軽さには驚いている。毎日が苦痛で仕方なかったのに、今は気楽なものだ。こんな気楽でいいのかと不安になるが、もしかするとこれが普通の心持ちなのだろうか。しまった。普通と使ってしまった。普通の心持ちって何なのでしょうか?とエジソンでもアインシュタインでもいいから教えてほしい。

仕事をしている時はしんどいことが当たり前だったので、気楽な今に少し居心地の悪さと罪悪感を抱いている。私のように思っている人きっといますよね、挙手してください。ネットじゃできねーか。
 
別にこの気楽さでいいんですよねと、誰にともなく尋ねてみたくなった。わからないことほど不安にさせるものはない。目隠しして、街中を歩けと言われれば誰もそんなことしたくはないだろう。ぼんやりとした不安が誰かを殺してしまったように、先が見えないこと、わからないことは本当に恐ろしい。何となく生きているだけで十分なんだ、生きていることなんて。それぐらいでいいんだと頭では認識している。認識しているが、そんな考えではいけないと誰かが言ってくるとその言葉に囚われそうになる。呪いの言葉だ。素直さばかりでは生きていけないな、清濁併せ持っちゃえ。

やはり、呪いを受け取らないためには自分の生き方として曲げられない信念のようなものが必要だと感じる。人生の指針みたいなものがあれば、それを信じるのみだから呪いなどなんともなくなるはず。誰かの呪いには、きっと正しさも含まれていることもあるかもしれないが、それを自分の判断で取捨選択だ。あれこれ取り入れすぎたら着膨れしてしまうもの。職を失った今、立場上、偉そうなこと言えないような風潮を感じているのだけれど、無職だから偉くないとか誰が決めた?生きているだけで、偉い。そう胸張って言えるように生きていたい。それが今の人生指針であります。無職を肯定はしておりません。

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