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⑦土作り ~アパートの庭エディブルガーデン化プロジェクト~

自然農、環境に優しい農業と呼ばれる範疇にも、主に提唱する人によって無数のやり方があります。

トライアンドエラーによる成功体験の数だけ正解がある世界なので、「〇〇(人の名前やキャッチフレーズ)農法」というのが多いのも自然な気がする。

数年前に土作りをしたときは、そのとき読んでいた
岡本よりたかの無肥料栽培法、
竹内孝功さんの自然農法、
三浦伸章さんのガッテン農法を頼りにアレンジして挑戦してました。

30cmくらい畝全体を掘ってこんな感じにいろいろ混ぜ込んだ↓

•黒土を30%(ベース)
•完熟腐葉土を20%(微生物が分解できる有機物)
•ピートモスを20%(苔は自分の体積の7倍の水分を保持してくれるそう)
•赤玉土を15%(粒が大きいので隙間ができて空気•空間を保持)
•籾殻くん炭を5〜10%(炭は微生物の住処になるのと、ピートモスの酸性をアルカリで中和する目的)
•米ぬかを5%(豊富なリンと窒素の補給。植物の体の大部分は窒素、リン、カリウム)
•草木灰を少し(ミネラルの補給と、籾殻くん炭と同じく酸性の中和)
•畑/花壇の土を少し(その場所の微生物に混ざってもらう)

そのうえで薄い酢水を撒いたりと色々やってみてましたが、あるもので気軽にやりたい気分の今回は超簡易にこんな感じ↓

・畝をつくる範囲の地中の固い層(硬盤層)をスコップ&全体重かけて割る
・落ち葉や枯れ草をまぶす
・コンポストのために掘った土と、良さげな土を混ぜて20〜30cmの高さまで盛る
・手持ちの米ぬかと草木灰を適当に撒いて漉き込む

以上!

本当は1ヶ月とか待てると微生物たちの暮らしが落ち着くのでいいみたいだが、全然待てぬ(季節的に結構出遅れてるし)のでもう植えちゃう。

ぜんぶ種からやるには時期が遅い&クラス人の事情で早く収穫まで持っていきたいので、一部は苗を買って来ることに。

用意した苗は、安いの見つけて6種類。
・キュウリ
・ミニトマト
・ゴーヤ
・ナス
・ミント
・青じそ

手持ちの、芽が出るかわからない2〜4年ものの種たち(古くなるほど発芽率がどんどん下がっていく)と組み合わせてどんな配置にするかは考えどころ。

それぞれの植物の出身地と性格に思いを巡らす次のステップが、一番楽しいかもしれない。

8月初旬から夫婦でCamino de Santiago巡礼の旅に出ています。出費はできる限り少なくしている旅なので、サポートは有り難く旅の資金にさせていただきます。ですが、読んでくださったり反応をいただけるだけで、一緒に旅している気分になって十分エネルギーをいただいています。^^