仕事が出来ない

昨日、
大きな怪我をしてしまった。

長ネギをスライスする機械で
誤って
自分の指を刻んでしまった。

裂傷が酷く、
傷口が塞がるまで
医師から仕事をすることを制限された。

外見的な全治は1ヶ月程度だが、
神経が切れている場合は
障害が残ってしまうことは必至だろう。

今、私は失意のドン底にいる。

飲食の仕事では
先がないことを再確認した。

怪我のことだけではない。

正確には
会社組織の店舗では
店長やスーパーバイザーという
いわゆる管理者の当たり外れが極端なのだ。

すべて運に左右される博打のような状況。

そんな綱渡りのような生活は嫌だし
同様の失敗は繰り返せない。
いや、
そうすべきではないと考えた。

ところが
五十を過ぎた男の就職は簡単なものではない。

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