マガジン一覧

フットボール酒場のある海辺

フットボール好きが集まる酒場でわいわいと話す、そんな雰囲気の投稿ができたらと思っています。

EURO2024をベストイレブンを考えながら振り返る。

欧州各国のサッカー代表チームによって争われる「UEFA EURO 2024」。6月15日に開幕し、7月15日の決勝まで1ヶ月の間、行われた。サッカーファンなら誰しもが楽しみにする4年に一度の国際大会だ。私もそのうちの一人である。 今回は、そのEURO2024のベストイレブンを選んでみた。 EURO2024の概観今大会を振り返ると、強豪チームが順当に勝ち上がり、真正面からぶつかる見応えの多い試合が多かった。特に、スペイン、フランス、ドイツ、ポルトガルは予選の試合から優勝候補

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サッカーを90分間観ること

みなさんは、サッカーをどのように観ているだろうか。テレビのスポーツ中継、特定の代表の試合、スター選手に注目する、ウイニングイレブンなどのビデオゲームを通じて楽しむなど、サッカー自体の楽しみ方はたくさんあることだろう。当然ながら、楽しみ方は人それぞれだ。私自身は、実際にプレーする方は幼稚園と小学校の頃にクラブ活動でやっていたぐらいだ。それからは、サッカー部に所属する友人と趣味程度にやるレベルであった。だから、どちらかと言えば、観戦の方が好きだ。私にとってのサッカーの楽しみ方は、

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2021シーズン・プレミア2トップの試合(マンチェスター・シティ vs リヴァプール, 2021第8節, 2020年11月9日, 雨) | カモメのサッカー談義

今回は、自分が観た中から、印象に残ったサッカーの試合を振り返っていく。今回は、(マンチェスター・シティ vs リヴァプール, 2021第8節, 2020年11月9日)である。時間経過での記録や、メモしていた画像も合わせて紹介していきたいと思う。 布陣としては、上のような形になっている。(少し見づらいけれど) マンチェスター・シティが4-3-3。 リヴァプールが4-2-3-1。 リヴァプールの前4人の自由な動きが効いていた。試合を観た限りでは、リヴァプールの前4人が自由に動

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カモメのフォームとルーティンのチェック

「継続は力なり」というのを信じておりまして、スポーツや音楽でも大事にされるフォーム、ルーティンを見つめ直すような投稿を集めています。

研究時間の確保について

教員1年目というのは、とにかく忙しい(らしい)。以前に先生方から聞いていたものの、いざ自分の立場になってみると、思っていた以上に忙しい気がする。 物理的な時間を取られるという話だけではない。とにかく各方面に気を遣う機会が多いのだ。大学の教員という立場は、主に三方向の人たちと仕事をすることになる。(1)学生、(2)他の教員、(3)事務の三者だ。新たな環境の中で、普通は一つの立場の人たちとの関係に頭を抱えるものだが、大学教員の場合は、全く知らない三者との関係づくりが求められる。

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「頭がいい」とはどういうことか?

「頭がいい」 この言葉を昔からよく耳にする。ただ、この言葉がどうも苦手だった。なぜかと言えば、よく実態をつかめない感覚になるからだ。 「頭がいい」 この言葉は総合的(synthetic)な印象として用いることが多い。つまり、誰かを評価する際に用いる割には、分析的(analytic)なものではないのだ。なんとなく「頭がいい」と言いたくなるのだ。 僕は「頭がいい」という言葉自体は苦手だけども、「頭が良くなりたいですか」と聞かれたら、「Yes」と回答するように思う。そうなる

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いかにして議論の範囲を絞るか

最近つい考えてしまうことがあります。それは、議論の組み立て方についてです。自分が文章を書いているときにも考えますし、人と話しているときにも考えてしまいます。というのも、「どこまでこの議論は広げてもいいんだろう?」と思うような場面に出くわすからです。話を広げれば広げるほど、議論はややこしくなる・・そう思うからこそ、自分の中で振り返りながら、議論の範囲の定め方を考えてみたいと思いました。 以前にも似たような内容でnoteの投稿をしました。「答えの出る問い」について書いたときです

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「継続は力なり」を実現するヒント

今日は素朴なタイトルですが、継続することに関して、自分の中で印象深い言葉を引きながら、少し考えてみたいと思います。 1. 棋士の「構想」の中で「自然な手」を継続するという考え これは、羽生先生が将棋の基本についてまとめた『上達するヒント』に書かれていた文章です。書いた人が時代を席巻した棋士、羽生善治先生というところが驚きました。というのも、私たちはついついあっと驚くような手を考えていたのではないかと思いがちだからです。そうではなく、「自然な手」をどれだけ続けられるかに道を

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10年かけて取り組みたいこと

「三日坊主」という言葉がありますが、10年かけてコツコツ取り組もうと思えば、3日間というのも気にならなくなります。長い時間をかけるからこそ積み上がるものを考えてみたいと思い、4つのテーマ(言語、数学、歴史、マクロデータ)を選び、継続的に取り組んでいます。その経過を投稿していけたらと思います。

10年単位で取り組みたいこと(3)歴史

10年単位で取り組みたいことの3つ目は、歴史。特に、近現代史。 近現代史は重要だと言われながらも、意識しないとほとんど勉強する機会はないように思う。私自身は、高校時代に日本史と世界史を専攻していた。二次試験で出題されるかもしれず、それなりに勉強していた(およそセンター9割レベル)。 それでも、近現代史の記憶はほとんどない。そもそも、学校でもあまり熱心に教わらない。縄文、弥生、飛鳥、平安、鎌倉くらいまでの熱心さがあるなら、もっと近現代史を学べばいいのにとも思う(古いところは

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10年単位で取り組みたいこと(2)数学

10年単位で取り組みたいことの2つ目は、数学だ。 物事を考える上で、数学を学べば学ぶほど、思考の整理がされるような思いになる。あるいは、自分が持っていなかった考え方を習得できるようになる。そのため、数学によって何か具体的な計算手法を獲得したいというよりも、何かしらの「考え方」や「考えるヒント」を得たい気持ちの方が強い。 もともと私の高校時代に最も得意な科目は、数学だった。高校の文系数学は、基本的には、「目的の設定」「与件の整理」「用いることのできる選択肢の確認」「実行(計

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2024年前期の時点。「10年単位で取り組みたいこと」の1年が過ぎて。

私は10年かけて、いくつかの領域でコツコツと取り組んでみようと思っている。その領域とは、以下の4つのものである。 言語 数学 歴史 マクロデータ 可能であれば、4つの領域全てについて、どうして取り上げたのか、どういうことに取り組もうと考えたのかを書き残そうと思っていた。実際のところ、1の言語しか書けていない。その内容を以下のnoteに書いた。 振り返り(1)言語 言語の領域に関しては、日本語と英語の取り組みがあった。 (1-1)日本語 以前にnoteに書いた

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10年単位で取り組みたいこと(1)言語

最近、時間をかけて何かを築いていくとはどういうことかということをよく考えている。自分自身が30代に突入し、20代での10年単位を経験したことが一つ大きく影響しているように思える。何かをやってみようと思うときに、私たちはどうしても数ヶ月や1年単位で考えがちだ。例えば、ある習慣が続くかどうかという議論では、運動や食習慣、勉強時間などが対象になりやすい。ただ、経験則からだけれども、それはおそらく一喜一憂して、築かれるものが何か定まらないまま終わってしまうように思える。 そこで、一

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「整体・静観・対話」

『離脱・発言・忠誠』の表現になぞらえてタイトルをつけてみました。これまでの人生の中で、生き抜く上で特に大事だと思うことを三つのキーワードに集約しました。これらのキーワードに関連することをnoteに書いていきます。

カモメの経営学談義

経営学について身近なところからゆるりと話すマガジンです。

組織と管理⑵ 分けること、組み合わせることの応用 | カモメの経営学談義

(パタパタ) どうも。こんにちは。先週ぶりですね。 またしてもここにいらっしゃいましたか。といっても、別にここが何かの場所ってわけでもないんですけどね笑。ぼくは、よくここに来て、ぼーっとしながら涼しい風に当たっているのが好きなんです。もちろん、だれかとおしゃべりするのも好きですよ。 さて、せっかく来てもらったところ悪いのですが、また話を聴いてもらえないでしょうか。あなたの話を聞かないとんだ無礼野郎なんですが、どうしても前回の話の続きをしたくて仕方がないんです。 (頷くの

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組織と管理⑴ 組織とは分けることと組み合わせること| カモメの経営学談義

こんにちは、カモメです。 パタパタと飛んできて電灯の上に停まっていたら、立ち止まっているあなたに出会いました。 ぼくはここに来る人とおしゃべりするのが好きなんです。たまにコーヒーやパンをくれる人もいたりして、ここの人たちはみんなやさしくて、冷えた身体に温もりが心地よく沁みますね。あぁ、何かをくれだなんて、そんな失礼なことは言いませんので、ご安心を。ここの人たちは温かい人たちが多いっていう話です。 ちょっと自己紹介すると、ぼくの仕事は経営学という学問を研究することです。小噺

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