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「中年女性」がDX分野に参入する理由

経産省主催のDX人材育成プログラム「マナビDXクエスト」に2022年から2年連続で参加しています。

架空の企業のさまざまな課題をデジタルの力で解決する「ケーススタディ」と、実際の企業の課題を受講者がチームとなり一緒に解決を目指す「企業協働」の2本立てのこのプログラム。ただやみくもに「IT化」「AI導入」を勧めるのではなく、それをもってどんな課題をどう解決するか、というところに主眼を置いたこのプログラム。正解がない中で受講者同士議論を交わし、理解を深めます。実践的かつ包括的な素晴らしいプログラムだと思います。

そこで得た色々なマナビを実践したい!と思い、昨年からDX関連の仕事を探しています。が、まぁ、なかなかすんなり見つからないのが現状です。

「働き方」というと、

  1. 雇用される(会社員)

  2. フリーランス(仕事単位の業務委託)

  3. 自分で仕事を創り出す(起業)

の3種類あるのかなぁ、と。で、まぁ、多くの場合は1でしょう、と転職サイトやエージェントに登録してみるも、アウト。IT未経験+社会人ブランク7年の中年オバちゃんに声がかかるわけがありません。

では、2のフリーランスとして新たな分野を創るのが良いかな、と。こちらは少しずつ種を蒔き、芽が出てきているところもあります。

で、3は「そんな大それたこと、自分には…」と思って選択肢の中にはなかったのですが、最近「それもアリかな」と思うようになりました。これについてはまた進展があればお伝えします。

IT分野には女性が少ないと言われています。ましてや「高度IT人材」といわれるAIやデータサイエンスなどの最先端分野での女性比率はすごく低いのではないでしょうか。

でも、ここへ来て生成系AIが凄まじく進化。アイデアとAIを使いこなすスキルがあれば、年齢・性別など関係なく参入できる分野なのでは、と感じています。

さらに、どんな業界・分野においても「多様性」が求められる時代。
ビジネスアイデアや課題の特定においては、色々な立場の人の知見が求められるはず。世の中のサービスを使うのはさまざまな層の人たちなので。IT分野でマイノリティである「女性」「中年」であることが、かえって強みになるのでは、と考えるようになりました。

「おかんDX」と言うと、ワードパワーというかインパクトがあり、珍しがってもらえるからそう名乗っている部分もあります。が、本当のところは、どんな分野でも年齢や性別などその人の背景に関わらず、やりたい仕事ができたらええやん、と。どんなところにも色んな人がいていいやん、と。

今の自分の属性で言うと「女性」「中年」というところは紛れもない事実なので。(加えて「母(オカン)」であることも。)「オカンでもDX人材になれる」と言ってますが、「〇〇でも」ではなく、「誰もが生きたいように生きられる社会になればな」というのが、一番大きな願いです。

なんか、最後、飛躍しすぎたな。めちゃ大きなこと言ってる。恥
まぁ、でも本音はそんなところで。今日もボチボチ頑張ります。


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