見出し画像

#15 折りたたみ自転車でキャンプツーリング!@キャンプかぐや in 千葉県

この暑いのに行ってきました、千葉県でキャンプ。しかも移動は折りたたみ自転車です。そう、キャンプツーリング!電車での輪行も組み合わせて、70㎞を往復で自走してきました。

キャンプ自体は辛かった。ソロキャンプ歴3年で初めてかもしれません。着いたそばから、早く帰りたくてしょうがなかった・・・。

でも炎天下だったけど、ツーリングの方はとても楽しかった!今回は気持ち的に自転車に救われた感じ。車キャンプだったら、とっとと早退してたかも(苦笑)

いや、キャンプ場自体はとても素晴らしいキャンプ場でした。迷惑キャンパーがいたとか、そういうわけでもありません。自然の猛威的なものにやられてしまった感じ・・・。

そんな苦難は全く想像もせず、うきうきとキャンプ前日の夜に予約を入れました。お盆前の金曜日に急遽お休みが取れたんです。

というわけで、8月9日金曜日から1泊で千葉県の「キャンプかぐや」へ!

ここはシャワーもあるし、近くにスーパーもあって買い出しも問題なさそう。自転車で行くには、要件満たしてる!

売店でお酒も売ってます(これも自転車キャンプでは大事だったりする)。ビール、サワー、あと確かハイボールの3種類が缶で販売中。行った日は、売店は16時閉店と言われたので、早めに買わないといけません。

いつか行きたいと思ってたんですが、ここのソロエリア(フリーサイト)は、夏場でも週末はいつも予約でいっぱいなんだよな。今回、平日なので予約が取れました。

ちなみにナップで予約するより、キャンプ場のホームページ経由で「ツクツク!!!」というプラットフォームから予約すると250円安かったです(平日、ソロフリーサイトの場合)。予約サイトによって値段が違うなんて珍しい。手数料の関係だとか言ってました。

さて今回の行程は、往路は電車輪行を組みあわせ、復路は完全自走で帰ります。

いつも通り、1日目の自走はキャンプを楽しむために控えめに。そして2日目に全力投球でこぎまくる!

今回はりんかい線天王洲アイル駅から輪行開始です。りんかい線で新木場駅まで行って、京葉線に乗り換え。乗降客が少なそうな二俣新町駅で下車。

パニア2つを手提げかばんに入れて、リュックサック背負って電車へGo!
新木場駅から京葉線に乗車
最後尾車両に荷物を積みます

平日の午前中だったけど、9時以降に時間をずらしたせいか、電車はとても空いてました。そもそも都心とは逆方向だし、舞浜ディズニー客も少なかったです。よかった。

二俣新町駅にて

すでに酷暑の中、10時半に二俣新町駅を出発!!

20㎞以上先のCampかぐやを目指します。
しかし駅からいきなり工業地帯ど真ん中だった。出だしはトラックと競争しながら走ります。げほげほ。

キャンプ場近くまで行くと、ちょっとさびれた(すいません・・・)新川サイクリングロードとやらに合流。少しでこぼこ道なサイクリングロードです。短い距離だったけど、やっぱり川沿いの走行はひときわ楽しい。

道はかなり凸凹

道の駅「やちよ」によって、昭和感満載の米本団地まで寄り道して、おしゃれっぽいカフェで昼ご飯!

・・・の予定が、米本団地のカフェがお盆休暇で閉まってた(泣)。仕方ないので、近くの地元の中華屋で昼ご飯食べました。

ここら辺はもう暑すぎて、グロッキーすぎて、写真を撮る元気もなかったです。

そして、ちょうど13時にキャンプ場にチェックイン!

そしてここからが修羅場。

蚊です。やぶ蚊ってやつでしょう。

前日に大雨が降ったせいかもしれません。竹林の中のソロフリーサイトは蚊だらけ・・・星の数ほど蚊がいます。一歩立ち止まるたびに数か所刺されてる?!

雰囲気は満点なんだけど・・・

キャンプ場用に長袖・長ズボンを用意するも、着替えるまでに数十か所は被爆した模様。タープ泊の設営準備している間には、人生で記憶にないけど顔面も何か所も刺されたかな。

かわいく小さく赤く腫れるような刺され方じゃありません。

家に帰ったとき妻に「うわっ!顔面の輪郭が変わってんで?!」と言われるほど腫れてしまいました。

こっちも何もしてないわけじゃなく、最強のほまれの高い蚊取り線香「森林香」を2つ焚き、フマキラーの虫よけスプレーを全身塗りたくってました。

森林香という、蚊取り線香の最強力版

でも全く歯が立たず・・・。完敗。

車だったら逃げ込むか、デイキャンプに切り替えてたかもな・・・。

焚火もこんなに暑いと夜になってからスタートするんですが、今回ばかりは虫よけのために、買い出し後の夕方には着火!そしたら爆ぜ方もすごくて、火の粉が飛ぶわ飛ぶわ!ずぼんに穴あきそう。

虫よあっちいけ!焚火周辺の落ち葉は湿ってますが、このあとに払っています

こうなったら、方法は一つ。お酒に酔うしかない。すべてを麻痺させてしまおう。

蚊も生きていくために、僕の血を吸ったんだろう。すべては食物連鎖。今度はこっちが食べる番。戦闘飯盒よ、出番だ!
・中子で、水蒸気炊飯(お米1合炊き。翌朝の分も含む)
・本体で、キムチ鍋(トマト入り)
・(炊飯が終わってから)蓋で、豚ニラ玉焼き(オイスターソースたっぷり)
ひたすら食って、そして飲みました。

豚ニラ玉はめっちゃ美味しかった。写真ではどんぶりにしています

しかし酔いもすっかり醒めて目覚めた朝。4時半から蚊の音にさいなまされ、そしてかゆすぎて二度と寝れず。

しかも朝にチェックすると、蚊帳とレジャーシートが爆ぜた火の粉で穴あきだらけになってた・・・両方とも地味だけど、お気に入りの一軍アイテムだったのに・・・泣

7時には朝ご飯も終わり、8時には撤収完了。身体中がかゆいので、とっとと出発です。

管理人さんに「帰ります」の挨拶したら、あまりの顔面の腫れ具合と足の刺され具合に、ムヒを塗ってもらいました(帰るときは半ズボンに再度着替えたので、痛々しさが丸見えです)。

ここまで蚊に刺された人は見たことがないような感じでした(苦笑)。

全身で50か所以上は刺されたんじゃないかな。首だけで10か所、顔面で6か所。靴下をはいていたのに、足の甲も何か所も刺されてた。

(念のためですが、キャンプ場自体は雰囲気や設備、管理人さん方々のご対応など、とてもよかったです。秋か冬にもう一回行こうと思ってます。)

キャンプ場入り口付近。さらに奥には、区画サイトもあります

キャンプ中は失意でいっぱいでしたが、やっと蚊とおさらばできることが嬉しくて、ちょっと嬉しい感じで帰路につきます。

天気も曇りで、風もあるのでそこまで暑く感じません。

帰りは自宅まで50㎞程度の自走。もう慣れたもんです。

ほぼ市街地なので、自然は感じられないけど、ペダルを回す心地よさよ。蚊に刺されまくるより、はるかに楽しい!(あたりまえか・・・)

暑いのは暑いけど、蚊からの解放感はすさまじい。自転車で走るのが、うれしくてしょうがない。これは車だったら感じられないのでは?!

そしてスカイツリーが見えてくると、東京だなぁと実感します。

小さいけど、スカイツリーが視界に!

千葉県方面からの帰りは、たいていbirdyを買った日本橋の自転車屋に寄ります。今回立ち寄ったら、ラーメン屋を紹介してもらい、さらに麺の替玉券を頂きました。暑くて疲れてもいたので、食欲はなかったのですが、紹介してもらったラーメン屋で昼ご飯です。そしたら替え玉に加え、汁まで完飲してしまったのはどうしてだろう。

(ちなみにお店でも「首だけで十か所以上刺されてますよ・・・」と心配されました。)

ラーメンの汁をすするころには、すっかりキャンプの時の苦行は忘れてしまい、次はどこに行こうか悩んでました。久しぶりに物凄く辛いキャンプだったけど、終わればよい思い出。

今も、腕や首にかきむしった跡があちこちに残っていて痛々しいけど、さて次はどこに行こうか?






この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?