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2024/05/25 日記|餅は砂糖醤油でしょ

土曜日の朝はいつもバタバタである。4歳の娘のバレエのレッスンの送り迎えと、1週間分の食材の買い出しがあるからなのだが、今日はそこに、リノベ中の新居の荷物搬入前の最終確認も加わり普段よりさらに気持ちが急いた。

最近は朝ごはんに切り餅を焼いて食べるのにハマっている。以前はバタバタしていると朝ごはんを食べそびれることがしばしばあったのだが、餅だと腹持ちがいいしささっと準備して食べれるし、美味しいので気に入っている。私は子供の頃から餅は砂糖醤油派なのだが、試しにシッターさんに「餅は何派ですか?」と聞いたら「うちは磯部焼きです」と言われ、磯部焼きで餅を食べたことのない私は不思議な感覚に襲われた。
餅というかなりありふれた食材なのに、誰かにとって「餅といえばこれ!」という食べ方が、私にとっては食べたこともないというのは不思議な感じがしたのだ。

ラーメンといえば味噌!という人と、ラーメンは豚骨でしょ!という人が相入れない感じに似ている。

搬入の最終確認を終え、1週間分の買い出しへ。うちはつい最近まで、夫と二人暮らしの時からあまり食料品を買う量が変わらなかったのだが(上の子が少食で彼女の分の食料があまり上乗せされなかったため)、最近ようやく彼女がそれなりに食べるようになった上に、下の子が離乳食をモリモリ食べるので、急に買う食材の量が1.5倍くらいに増えた。まだその量に慣れず、買いすぎたり買わなすぎたりしてしまうのが新鮮だったりもする。

子供というのはどんどん変化していくので、変化に合わせて「よし、これからはこうしよう」と生活のいろいろなやり方を変えていくのだが、親の方がそれに慣れないうちに更に子供が成長してそのやり方をまた変える必要に迫られるということがずっと続くのが子育てのように感じる。何事も最適化、効率化したくなる性分の私としては常に最適化が追いつかない感じがしてもどかしいが、子供の変化があまりにも早いのでそれに必死についていっている感じである。

それに比べて大人はゆっくりとしか変化しないので、楽と言えば楽だが、この子育ての変化のスピード感に慣れてしまうと、大人しかいない環境は少しつまらないかもな、と思ったりもする。

今日は夕方からかなり晴れて気温もいい具合に上がったので、夜9時半ごろ、子供を寝かしつけたあと、少しだけ庭でワインを飲みながら外の気持ちいい空気を堪能した。ドイツはもうこの時期は9時半ごろはまだほんのり明るいので、家の中で過ごすのが少し勿体無くて、どうしても外に出たくなる。ほんとは旦那と散歩にでもでて他愛無い話でもしながらテクテク歩きたいのだが、子供だけ家に置いて行くわけにもいかないので庭でがまん。

明日もいい1日になりますように。



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