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近い存在から、少し遠い存在に
みなさんこんにちは!
国際協力NGOのCBBでインターンをしている大分大学の神野です!
今日は、朝メコン大学に忘れ物をしていたので、それを取りに行き、そのついでにみんなにバイバイしてきました。
次に、みんなに会えるのは、12月7日。
私がカンボジアを発つ時です。
カンボジアを発つ前に、もう一度みんなに会いたい。
そう思い、急遽私の一人旅生活の最初をプノンペンで迎える事にしました。
私が村に行く。
そういうと、悲しそうな顔をしてくれる学生もいて、お世辞でも嬉しかったです。笑
そんな今日は、朝早くから村に帰ってきました。
最近、ご飯を炊くことに、はまっています。
なので当番ではありませんが、ちょちょっとご飯を炊いて、昨晩書き逃したnoteを書いていました。
午後からも、いつも通り授業をしてきました。
今週は、私が夜ご飯の当番なので、3時半頃から夕食の買い出しをして、料理も作りました。
1ヶ月間ここにいなかったことと、先週は掃除当番だったと言うこともあり、かなり久しぶりにご飯を作りました。
今は、住み込みスタッフも増えて、多くのおかずを作ったりと、久しぶりの料理も楽しむ事ができました。
そんな一日を過ごした中。
今日は、かなり大きな出来事がありました。
その出来事とは。
住み込みスタッフが自宅に帰りたい。
そう言い始めて、結局CBBを去ることになってしまいました。
そのスタッフは、ソリです。
私のnoteでも何度か出てきている、やんちゃなやつです。
ソリは、学校が始まっても、サボることが多くてスクール内でも何度か問題を起こしたり。
ということをしていました。
それでも、日本語の勉強したいという意欲はあり、根はすごく良い子でした。
しかし、住み込みプロジェクトは、学校に行きたくても行けない子ども達を支援するプロジェクト。
それで、多くの方々から理解や協力を得てお金を頂き実施することができています。
そのため学校に行く気が無い子どもがいるというのは、おかしな事です。
そう思い、先週末に日本人スタッフと現地スタッフ、ソリで学校に行きたい気持ちがあるのか。
などを話をしていました。
そこで、彼から「学校に行きたい。勉強したい。」
そういう声を聞くことができたので、今週少し様子をみて、やる気が見られないと帰ってもらう。
そんな話をしていました。
それでも、今日の午後。
彼から、CBBを止めたい。
という申し出がありました。
理由は深く語ってくれませんでしたが、今からCBBを出たい。
そう言い始めて、結局家に帰る。
という選択をしました。
CBB側としては、来週にまた様子を見に行き、これからも何度か様子は見に行く予定です。
彼の意志を否定することはできません。
それでも、本当に寂しい。
今まで、当たり前のように、
いってらっしゃい。
いってきます。
ただいま。
おかえり。
そんな当たり前の会話をしていた家族が突然いなくなりました。
本当に複雑な気持ちです。
彼の成長を近くで見守っていたかった。
今となっては過去形の話になってしまいました。
私は彼の家を知っているため、会おうと思えばいつでも会うことができます。
それでも、私たちからの関わりはかなり制限されます。
いつも近くにいたソリ。
これからは、少し遠い存在になります。
それでも、一緒に過ごした時間は変えられません。
彼の幸せをこれからは、少し遠くから見守る。
そんなことしかできませんが、心から彼の幸せを願っています。
サポートしてくれたら喜びます。