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怒られたり、悲しまれたり、がっかりされたり

毎日飲んでいました。
それも、かなりの量を。
どこの飲み会に行っても「よく飲みますね」とか「強いですね」などと言われていました。
あと「飲んでも全然変わりませんね」と、特に良く言われていました。
そして、変わらないから、という理由でお酒を注がれる事も、実にたくさんありました。
いい気分で酔えることもあれば、飲み過ぎて辛いな、と思うこともあるごく普通の体質です。
そして飲み方も、特に変わった物では有りませんでした。

さて、飲酒を止めてからの飲み会です。
こちらは飲まないので、飲み会に参加している、というのは正しく無いのかも知れませんが。
アルコールの入っていない物を飲んで、美味しい物を食べて、楽しくお話をする会です。
以前に飲んでいた時と同様に、楽しいはずなのですが。
烏龍茶を頼むと、若干の波乱が起きました。
「えぇっ?飲まないの!?」
えぇ、まあ。飲むのを止めたんです。
「何で(怒)!?」
とか。

「奥さんに止められたの?」
いや、自己判断です。
「あ、そう。何だか淋しいねえ」
とか。

「知り合いで禁酒と禁煙をしてからめっきり老け込んで、数年で亡くなっちゃった人がいるよ」
とか。

色々気にかけて頂けるのは、とても有り難いです。
でも、あんなに「飲んでも変わらないね」って言ったんだから、飲まなくても変わらなくて良いじゃん!
と思いつつ、飲まない事は悪い事のような風潮がある、と学びました。
そして、今までたくさん飲んでいた姿を見せていない人と、会合(と呼ぶことにしてみました)をする方が楽なのかもしれない気がしています。

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