見出し画像

№5778:もし私がトレーナーだったら、どのような指導をするか

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、土曜日は(できるだけ)いただいた質問にお答えしています。

【今週のご質問】
「もし遠藤さんがトレーナーだったら、どのような指導をしますか?」

【私の考え方】
このことはよく聞かれるし、その都度、同じように答えていることです。

回答は「日常生活でできる簡単なことしか教えない」です。

スモールジムで定められている「身体管理学」を超ベースにします。

おそらく、できるだけ専門用語も使わないでしょう。

念のため言っておくと、これは一般の方々の身体管理(健康づくり)に対してです。

治療が必要な方、特定の何かを学びたい方、アスリート等は対象としていません。

所謂「健康に良いこと」ではっきりしていることは僅かしかありません。

・歩く(下半身を鍛える)

・できるだけ良質な食品をバランス良く食べる

・笑う(つながる)

くらいのものです。

これに必要な要素が付いたとしても、さほど難しいことにはなりません。
※継続できるかは別問題。

私は原田さん(スモールジム最高技術顧問)から身体管理の指導を受けていますが、驚くほど大雑把なことしかやっていません。

が、しっかりと基本は抑えています。

要は運動でも栄養でも休養でも「こと細かなことをしない」ということです。

肝心要なのは、人間の身体には多少のイレギュラーやエラーに対応したり抵抗する力があるということです。

しかし、多くの専門家はそれを問題視し過ぎだと思います。

「正しいことはこうです」みたいな。

「間違っていることを正す」のが指導ではありません。

「ここまでは間違っても問題ない」という「幅」を示すのが(一般の方々向けの)指導です。

が、多くの専門家は自分のレベルが上がると、それをお客さん等に伝えたがります。

これだから広まらないんですよ。

逆に自分のレベルが上がったら、お客さんに伝えることは簡単にする。

だって「やることはシンプルで同じ」なんだから。

100人いたら80人くらいの人が、日常生活の中でストレスなく実践できるようなことを教えないと広まりません。

過去に専門家といわれる人たちがやってきたことが、狭い範囲のマニア層以外に広まっていないのには理由があります。

その事実を問題視しないといけない。

スモールジムはそれを率先してやっていく必要があると思っています。

▼FBL大学のホームページはこちら
▼無料メルマガ「働き方の未来」のご登録はこちら
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」のご登録はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?