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「会社云々」ではなく「自分はどうしていくべきか」を考えよう!

こんにちは。遠藤です。4822回目のブログです。
※過去ブログ(4740日分)はこちらにあります。

私の過去ブログ(上のもの)ですが、未だにそれなりの数の方々に読んでいただいていて、日によってはnoteと同じくらいの時もあり「これはなんなのだろう」という感じで困惑しております・・(笑)

さて本日は「新型コロナ以降、会社として『オンライン化』に取り組んできたが、目標の半分にも遠く及ばない結果となっている」というお悩みにお答えします。

さらにお悩みは「会員数が少しずつ戻ってきたこともあり、経営陣は『オンライン化』どころか、『会員数を元に戻せ』と檄を飛ばすようになった。現場には疲弊感しかない」という悲惨な内容に続きます。

今、現場で起こっていること。

それは「人切り」です。

標的になっているのは「変動費人材」。

まずはフリーのインストラクターです。

この方々はレッスンをカットされる、または時間を半分にされています。

私は真面目に「ソーシャルで収容人数を減らしているから、レッスンを半分にすることで収容人数を増やしているのか」と思ったのですが、その正体は「人件費の削減」のようです。

が、「固定費人材」の正社員はそうもいかないから「社員でもできるレッスン」を増やして、さらに変動費の削減を図っているようです。

これは当業界の「変わらぬ体質」です。

かつてパーソナルトレニングが台頭したときも最初は「変動費」のフリーのパーソナルトレーナーを使って様子を見て「いける」と思いきや正社員にパーソナルトレーニングを担当させ「利益の向上」を図りました。

背景は違いますが発想は同じです。

私は一貫していってきましたが、当業界企業による「ビジネスをオンライン化」はその大半がうまくいかないはずです。

「ビジネスをオンライン化する」というのことは何から何までをオンラインの中で完結させることを意味します。

しかし、業界各社のSNSを見ても驚くほど機能していません。

いまや「集客の基本」ともいえるInstagramは想像を絶するレベルで死んでいます。

こうなるのは経営陣の大半が自分を変えようとしない中高年だからです。

「会員数が戻ってきた」というのも4月~8月くらいに自粛していた人たちの反動が出ているだけです。

これは良いことではありますが、年間で見れば大幅減でしょう。

時間軸の中で会社はジワジワと沈んでいきます。

潰れないまでも従業員の待遇も悪化していきます。

「オンライン化」を期待しても無理です。

このような全体像の中で「会社云々」ではなく「自分はどうしていくべきか」を冷静に考えていくことが肝要だと思います。


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