№5593:「自分が」とか「自分たちだけが」という考え方には限界がある
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
今日は本日15時に配信したメルマガに書いたメッセージをほぼそのまま転記します。
↓↓↓
あけましておめでとうございます。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
新年1回目のメルマガは簡単なご挨拶をさせていただきます。
新コロ禍も早3年。
この期間、多くの人が「生きる意味」「働く意味」を自身に問い直したことと思います。
特にフィットネス業界で働いている人は。
何故なら、それまで自分たちが日々ひたすらやってきたことが「まったくの無力だったこと」に気づいたはずだからです。
会議をやる。
予算を達成する。
会員数を増やす。
多くの人がこういったことに日々奔走してきたはずです。
ところが、新コロ禍になったら、全会員の4割くらいがいなくなったのです。
これに「意味があった」と思える人は狂っていると思います。
とはいえ、自業自得ですね。
それまでの活動の中に「お客さん」というものが存在していなかったのだから。
仕事って何ですか?
ビジネスって何ですか?
「お客さん」の困っていることを解決することですよね。
が、それをやってこなかった。
まったくやってこなかった。
「自分たちがやってきたことは間違っていた」
10年も20年も遅いし手遅れに近いですが、そう気づく必要があったのです。
にもかかわらず、フィットネス業界の現状はどうでしょう。
相変わらず「新コロ禍前」と同じことをやっています。
何が同じかって?
「お客さんを見ていない」ということですよ。
この「マインド・リセット」ができない会社であり個人に未来はありません。
いつまでそんな会社にいるんですか?
経営者が「お客さん」ではなく「利益」にしか関心がなく、その取り巻きも経営者のイエスマンだらけの会社にいつまでいるんですか?
これからの会社は「売上」とか「利益」とか「店舗数」では評価されません。
「社会的意義」によって評価されるのです。
「社会的意義」とは「社会問題」や「社会の不」をどれだけ解決したか、解決しようとしているかということです。
同時にこれからの時代、会社員ほど効率の悪い仕事はありません。
その理由は活動範囲が社内に限定されることはもちろん、すべてのことを会社に決められてしまうからです。
働く場所、働く時間、働く時間帯、働く仲間、働く内容・・このすべてを会社に決められていることの異常さに気づくべきです。
これが「企業奴隷」でなくてなんなのでしょうか。
これは昭和の働き方です。
私のような還暦世代の働き方です。
この時代はインターネットもスマホもSNSもなかった。
それが令和の時代になっているのに、何故、昭和の働き方をしているのか。
自分の将来に僅かでも希望がある人はさっさと環境を変えるべきです。
「当社は副業が認められている」という人がいますが、その本音は給料の補填です。
「当社では払え切れないから、他で稼いでね」というものです。
「個の可能性を最大化させよう」という目的とか理念ではありません。
会社員をやりながら、しかも「お客さん個々」を無視した会社で働くのはやめた方がいい。
人生は1回。
しかも、いつか必ず終わりを告げる。
その限られた1回の人生を権力のお世話になったまま終わるのか。
自分が主体となって、自分が愛する人たちのために尽くすのか。
自分が・・自分が・・という生き方には限界があります。
「自分にとって大切な人を喜ばせたい」
そう思った瞬間から限界を超えた生き方が可能になります。
そして利他的になったマインドは同志とともに外側へ外側へ拡がっていきます。
あなたの仕事の先には誰がいるのか?
そこに満面の笑みを浮かべた人はいるのか?
それがわからない人、できていない人は今の仕事を辞めましょう。
それは「仕事とはいえないから」です。
ここ1~2年がその決断をする最終段階だと思います。
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