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№5858:仕事は「相手の頭の中のイメージ」で行うもの

こんにちは。スモールジムで会長をやっている遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2023年内に全国30店舗体制見込み)。

さて、私は2013年にFBL大学を立ち上げたときから「仕事でもっとも迷惑なこと」として以下の4項目を示しています。

①目的がわからない
②期限を守らない
③出来栄えが悪い
④数字がいい加減

で、これらに対してそれぞれ「すぐやる習慣」「時間管理習慣」「シュミレーション習慣」「数字習慣」として改善方法をお伝えしています。

本日はこのうち「③出来栄えが悪い」について簡易に説明します。

皆さんも仕事で企画等を提出して「ダメだし」をされたことがあると思います。

これが何故、起こるかわかりますか?

それは仕事を依頼した人と、仕事を提出した人のイメージが違うからです。

わかりやすく言えば「提出物等のクオリティが仕事を依頼した人のイメージに到達していない」ということです。

これは上司と部下スタッフについてですが、法人における発注側と受注側の関係性も同じです。

受注側の納品物が発注側のレベルに到達していないから「ダメだし」になるのです。

もっとも上司とか発注側の頼み方に問題があるケースも多いので、一概に部下スタッフや受注側が悪いとは言えないのですが、いずれにせよ「望んだレベルに達していない」という点は動かしようがありません。

私は以下のスライドで説明しているのですが。

社長がイメージしている完成形が上の写真だとします。

これに対して、部下スタッフ等が「できました!」と納品してきたのが以下の写真だったとします。

「ダメだし」は当たり前です。

こうなるのは「見ているものが違うから」です。

部下スタッフ等は下の写真を完成形だと思っています。

これは「自分のイメージ」で仕事をしているということです。

ここが決定的に間違っています。

仕事は「自分の頭の中のイメージ」ではなく「相手の頭の中のイメージ」で行うものです。

だから、相手の頭の中を懸命に知ろうとしなければなりません。

が、大半の人はそんなことはしません。

で、「ダメ出し」を食らって感情的になったり、文句を言ったりしています。

「仕事ができない人」の典型です。

私にはこれまで何人もの部下スタッフがいましたが、優秀な人は「一発納品」してきます。

20年以上前のことですが「お腹がすいたな~。おにぎりが食べたいな~」と頭の中で思ったら、数分後に当時の部下スタッフが頼んでもいないのに食べたいおにぎりを持ってきたことがあります。

日頃から彼のことは「本当に優秀だ」と思っていましたが、さらに評価を上げた出来事としてよく覚えています。

ここまでとは言いませんが、常に「シュミレーション習慣(完成形習慣)」、および「相手の頭の中」を意識することが「仕事ができる人」になるには不可欠です。

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