№5756:インチキを見極めよう!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、本日はFBL大学の第3週目の週目のオンラインセミナー配信日です。
その中から一部をご紹介。
某記事に「日本人は偽ニュースに弱い」ということが記されていました。
その背景として「偽ニュースの検証方法を知らないこと」「ファクトチェック関連団体が少ないこと」も示されていました。
さらに「日本人の大半が新聞、テレビ、ラジオといった従来メディア(権威メディア)を信用している」とも。
テレビではNHKの信用度が最も高くなっていました。
要は騙しやすい、騙されやすい国民ということです。
こうなる背景は幾つもありますが、基本的な問題点は「基本を知らない」「正しいことを知らない」をいうことでしょう。
例えば、栄養。
「栄養学」という学問を知っていれば8割くらいのことには対応できます。
が、それを知らないから「枝葉」に翻弄されることになります。
肌をキレイにするにはこれがいい。
腸活にはこれがいい。
痩せるにはこれがいい。
ホルモンの活性化にはこれがいい。
すべて「枝葉」です。
すべて「基本(基礎)あってのこと」です。
が、それを知らないから不毛な論争や対立が起こります。
誠にレベルが低いと思います。
大切なことは「正しいことを知っていること」と「正しい幅を知っていること」です。
この2つさえ知っておけば、日常生活には何の問題も生じません。
その上で肌をキレイにしたいとか、腸活をしたいなら、各自が枝葉的なことを自由にやればいいのです。
仮に「1から10」までがあって、「1.2と9.10」が適正幅外(間違い)とします。
であれば「3」でも「8」でもどっちでもいいということになります。
「3と8」はかなり違うように見えますが、実はどっちでもいいのです。
このことがわからない専門家が「2が正しい」とか「9が間違っている」とかやっているわけです。
そうならぬためには日頃から経験や行動を「横」に拡げることが必要です。
日々、同じようなことだけを繰り返していれば、視野は狭くなるばかりです。
「インチキ」とは「偏りを正しいということ」であり「どっちでもいいことをこれが正しいということ」です。
このことは知識とか情報に限りません。
「偽ニュース」ならぬ「偽専門家」がトレーナー、インストラクター界隈にも多くいますから注意しましょう。
むしろ「偽人」を見極めることの方がはるかに重要だと思います。
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