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№5780:まだ「マネジメント」をやっているのか?

本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、新コロ禍が収束した今、「これからのフィットネス業界はマネジメントの時代だ」という意見があると聞きました。

私は新コロ禍が始まった段階で「マネジメントの時代は終わった」と宣言したので「いまだにこのような意見があるのか」と驚きました。

とはいえ、そんなことを言っている私にとって「マネジメント」は命綱ともいえるスキルでした。

FBL大学を始める前も、始めた後も「マネジメントの遠藤さん」というイメージが強かったと思います。

しかし、新コロ禍とともに私は命綱を見切りました。

「今後、従来のマネジメント的な考え方は不要になる」と思ったからです。

その具体的な行動として、2020年11月からFBL大学の年間講座(全12回)だった「実践マネジメント」を封印しました。

当時、この講座は「私の血肉」と評していたものです。

まったく無くすのはよろしくないので、現在は「FBLに求められるマネジメント」という講座を1回だけ提供していますが、いずれにせよ、命綱であり血肉であった講座とか考え方を捨てたのです。

新コロ禍はそのくらいのインパクトだったし、私たちに完全変態を突きつけました。

そもそもフィットネス業界における「マネジメント」は「施設管理」のことです。

こんなものを学んでも「管理人」にしかなれません。

10年前、いや20年、30年以上前の支配人像です。

が、フィットネス業界を見れば、いまだに新コロ禍前と何一つ変わらない「マネジメントごっこ」をやっています。

まったくこの的外れぶりは一体何なのかと思います。

そんなことをやっている間に 「chocoZAP」 のようなアタッカー企業(ブランド)に市場を席巻されている。

所謂、業界大手起業が30年も40年も50年もかけて集めてきた会員数を、たったの1年で3倍以上にされている事実に何も感じないのかと不思議で仕方ありません。

「何故、自分たちがこれができなかったんだ・・」と激しく地団駄を踏むべきなのに、どこか関係ないみたいな顔をしている。

はっきり言って「経営陣の完全な敗北」です。

このこととも関係しますが、これまでやってきたようなマネジメントが、一切不要になる理由は大きく2つあります。

1つは「フィットネスクラブ(ジム含む)が無人化していくこと」。

2つは「スモールビジネスが増えること」です。

既に長くなったので、その理由は明日に記します。

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