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「過去の発言を検証すること」の必要性

こんにちは。遠藤です。4838回目のブログです。
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今回のメルマガでは「逆・タイムマシン経営論」という本を紹介しました。

通常、有料版で紹介した本は読者さんがいるので公開しないようにしているのですが、今回はどうしてもシェアしておきたい内容なのでご容赦ください。

私は先週の水曜日にSPORTECに行ってきました。

毎度のことですが、私には多くの違和感がありました。

本書にはそこでの違和感、いや私が常日頃から当業界に対して感じている疑問がそっくりそのまま記されていました。

それが「逆・タイムマシン経営論」です。

「タイムマシン経営」という言葉はよく耳にすることがあるかと思います。

タイムマシンに乗って未来を先取りしていくスタイルの企業が当てはまり、実践者としてはソフトバンクグループの孫正義会長が有名です。

「逆タイムマシン経営論」はこの逆です。

つまり、タイムマシンに乗って過去に戻り、当時の主張や発言と現在の状況を比較することにより、その正当性の如何を検証するものです。

私の過去の発言等を覚えている方はわかるかもしれませんが、私は同じことを当社媒体に書いたことがあります。

何故か?

経営者や経営陣が過去に行なったいい加減な発言がそのまま放置されているからです。

「これからの新業態はこれだ」「何年後に何店舗出店する」「フランチャイズ展開をする」などなど。

まったく実現していないことを言っていた経営者や経営陣が数多くいます。

もちろん、経営なのでその通りにならないこともあります。

むしろそれが当たり前です。

しかし、当業界の経営者や経営陣の中にはそういった範疇を超えて、まったく実現してないこと、まったく的外れなことを言っている人が数多くいます。

このようなことを許さないために過去に遡って業界誌等で公式に行なった発言を示し、現実がどうなっているかを明確に検証すべきだと思うのです。

時間が許すなら私がやりたいくらいです。

該当者からは恨まれるでしょうが、「物事の本質を考えること」の訓練としては良い方法だと思います。

こう言うと「ではお前はどうなのだ」と言われるかもしれませんが、私は独立以来13年以上の発言や主張がほぼアーカイブされています。

どの時期、どの発言、どの行動を取り上げていただいても結構です。

すべてが的確とかそういうことではなく、私はその時々において発言等したことのすべてを現在の言葉で説明できます。

虚言同然のことを言いつつも、時間軸の中で自らの発言に蓋をかぶせ、いまだに権力の座に居座っている人たちとは一緒にして欲しくないと思っています。

大きな問題点は今でもそういった経営陣が采配を振るっていることです。

さらに言えば、この人たちの大半は今までデジタル社会に触れたことがありません。

故に「WITHコロナ」の世の中でまったく結果を出せていません。

若い人たちに言いたいのは「彼らは5年後10年後にはいなくなるのですよ」ということです。

現在のような有事において、そんな人たちに自分の未来を委ねてはいけません。

そうではなく「自分のジムを持つ」「自分の足で立つ」という志を持つべきだと思います。

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