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№5855:「後継者が創業家と決まっている」などあり得ない

こんにちは。スモールジムで会長をやっている遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2023年内に全国30店舗体制見込み)。

さて、土曜日はできるだけいただいた質問にお答えしています。

【今週のご質問】
「FBL大学の講座で『同族経営には夢がない』という話をされていました。私は自分の会社を長男に継いでもらい、私の代で為せなかったことを為してもらいたいと考えていたのですが、その考え方は間違っているでしょうか」

【私の考え方】
その講座では以下の柳井正さんの言葉を引用しました。

「後継も創業家では夢がない」です。

それに対して、私は「100万%同意する」と述べました。

私からすれば「後継者が創業家と決まっている」などあり得ないです。

超優秀とか、周囲の本心の推薦があるというなら話は別ですが、たいていはそうではありません。

「はじめから決まっている」のです。

年下で、中途入社で入ってきて、で、その人の支配下になるなど、どこに自己の尊厳があるのかと思ってしまいます。

まさに「企業奴隷ここにあり」です。

もちろん、中には業績優秀な会社もあります。

業績優秀な会社は待遇もいいし、倒産の心配も少ないので入ってしまえば安泰です。

だとしても、そういう会社には入りません。

私は「自分の人生観として断固拒否する」ということです。

で、ご質問内容ですが。

ご質問者は(存じ上げているので)「ひとり経営」です。

「ひとり経営」ならまったく問題ないと思います。

なぜなら家族以外の人生に影響を与えないからです。

ご子息に自身の意志を継いでもらったらよいと思います。

とはいえ、これもご子息の意思が重要です。

子どもの人生を親が決めてはいけません。

そうではなく、ご子息が「おとーちゃんの志を継ぐぜ!」というのであれば、それはよいことだと思います。

こう言うと「それは社員がいる会社も同じではないか」と思う人がいるでしょう。

が、社員が5人、10人、30人、100人、1000人・・といる時点で競争環境が違うわけですよ。

公正な評価が成されれば「ご子息がもっとも優秀」なんてことになるわけがありません。

それが最初の段階から登用が決まっている。

「やってられない」とはこのことだと思います。

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