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多読で得られる事

前回僕が多読を通して学んだ事を書かせていただきました。



この中で書いたのは本を沢山読むのだけでなく、実生活に活かせて初めて価値が出ると書いています。



ただ、僕自身は多読を否定しているわけではなく、むしろまずは本を読む量を増やした方がいいと考えています。



今回は量を増やす事で得られるメリットを書いてみたいと思います。


本の情報に慣れる

 まずは本を読み慣れていない人は本に慣れる事から初めていく必要があると思います。

 1冊の本に書いてある情報は一見すると膨大ですが、その実自分に必要な情報はその中の2〜3割ほどだとされています。

 なので、まずは全部の情報を頭に入れようとするのではなく、自分に今必要な情報だけに絞り本から情報を得る事が大事かなと思います。


 僕が実際にやっているのは、速読法で有名なフォトリーディングの導入の部分。

 本文を読む前にタイトルや目次を見てこの本からなにを学びたいか目的を明確にします。


そのあと目的に対する「質問」を数個考える。

質問を考えておく事で、自分の目的に合った内容の情報を自分の中に取り入れやすくなりますし、読んだ後の行動にも繋ぎやすいと実感しています。



人の価値観や情報に触れ、自身の知識量を増やす。


書籍は自分が普段関わらないような人の知識や考え方に触れる事のできるツールです。

読書に慣れてくると、色々な知識や考え方があるのだなと再認識します。


人の考え方や経験談を知ることで視野が広がり、自分の思考が変わるきっかけになると思います。


そして是非自分の専門分野外の書籍も読んでみるようにして見てください。

僕の場合「理学療法士」を深めたいというよりは、「人」自体を知りたいと思うことが多いので、色んなジャンルに手をつけるようにしています。



自分が何度も読み返すべき「良書」に出会う

そして僕が多読をする一番のメリットと思うのがこれ。

ただ知識を得るだけでなく、自分の血肉となる何度も読み返す本。


その人それぞれで絶対そのような本があると思っています。



そしてその本に会うためにはとにかく読書量を多くしないといけないし、知識量もつけとかないといけない。


よく古典がそういった読み返すべき「良書」であるから読みなさいという人がいるけど、そういった古典って大概情報量が多く、難解なため非常に読みづらい笑


そういった本にいきなり挑戦する前に、まずはその古典のエッセンスを薄くした自己啓発書や漫画からはいった方が理解しやすいし、そこで情報に慣れることで後々古典を読んだときにまた違う印象を受けることができるかと思います。




ここに記載した内容はあくまでも僕の意見の一つ。

ただ僕は読書の良さを常々感じているので、是非色んな人に読書を楽しんで欲しいなと思います。



週に1回程度、おすすめの本を書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。











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