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ヨガのポーズは身体の連動性を高める有用なツールの一つ!

子どもと運動遊びをするときに、一緒にヨガのポーズをとる事があります。


ヨガのポーズは一見するととても身体が柔らかくないとできない、複雑なポーズのイメージがあるかもしれません。実際は、簡単なポーズであれば子どもでもポーズをとる事ができます。むしろ大人よりも、子どもの方が綺麗にポーズをとって見せる事だってあるのです。


実は僕もヨガのインストラクターの資格を持っています。本気でヨガを学んでいたからこそ、ヨガの効能の高さを実感しています。今回は子どもの身体作りに対しても有効なヨガの効能を書いていきたいと思います。


ヨガは柔らかくなるためだけにするものではない!

そもそも、ヨガと聞くとどういうイメージが思い浮かぶでしょうか。身体を柔らかくするために行うイメージがあるかもしれません。女性がきれいになるために行うイメージがある人もいると思います。


確かに身体を柔らかくしたり、筋肉を引き締める効果もありますが、ヨガでポーズをとる目的は少し違うものになります。



ヨガでポーズをとる目的を簡潔に述べると、「身体の緊張の偏りなく動く事ができる」事になります。なので、身体を鍛えるというよりも、身体の動きをコントロールする目的で行われるものになるのです。


なぜ身体の動きをコントロールできる様にしたいのでしょうか。そのためにはヨガの目的を知る必要があります。


身体のコントロールと緊張

ヨガにおいての最終的な目標は、俗にいう「悟り」を開くことになります。ヨガを実践していた人たちは「悟り」を開く事で生まれ変わりを繰り返す修行を終え、人間の頃よりもより高次の存在になれると信じていたのでした。


そして「悟り」を開くためには瞑想にて自身と向き合う必要が出てくるのですが、その際に身体に緊張が入ってしまうと、長く座っている姿勢を保つ事ができません。同じ姿勢を長時間取る事で痛み等に襲われてしまうからです。


なので、長く座ってられる様に、身体を緊張の偏りなく自由自在に動かせる様にするためにヨガのポーズをとる様になったのでした。


なので、ヨガのポーズのことを考えた際、どこか一部分の筋トレをしたり、一部分のストレッチを行うことは間違いになります。


大事なのは、全身が緊張等の偏りなく、全身連動した状態で滑らかに動けるという事が大事になってくるのです。そのため、ヨガを正しく行うことは子どもたちの身体の連動性や繋がりの強化を図る事につながるのです。



ヨガが身体の連動性を育てる

ヨガが身体にいいのはわかった。ではどんなポーズをとるのがおすすめなのかと聞きたくなるかもしれません。


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どんなポーズでもいいのですが、うちの子が好きなのは写真の様に片手片足で身体を支え、反対の手足を天井に向けてとるポーズを気に入ってよくやります。


このポーズの効果としては、身体の土台をである骨盤のコントロールを始め、手で床を押す感覚、片方の足をあげたときの足部での身体コントロールといった全身の筋骨格の支持性を高めるといった効果が期待できます。


一つの運動で全身の運動の繋がりを実感させる事ができるのがヨガ遊びの非常にいいところではないでしょうか。


ヨガのポーズは勉強すればするほど奥深く、色々な効果や身体の繋がりを感じる事ができる最上のツールの一つです。子どももできるヨガポーズの記事も今後挙げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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