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スポーツよりも身体遊びが運動神経の発達に大事な理由

子どもにはどの様なスポーツをさせた方がいいですか?


最近では子どもでも入れるスポーツクラブが増えてきた様に思います。僕の子どもも5歳ながらにサッカーに興味が出てきたらしく、サッカークラブに入りたいと言う様になりました。


個人的には、本人が興味を持ったスポーツであればなんでも経験させてみるのが一番いいと思っています。興味を持って楽しくスポーツすることができるのなら、楽しく身体を動かす事ができるでしょうし、好きなスポーツを一緒にやる友達もできるのではないかと思います。


ただ、運動をするにあたって、子どもの頃に関しては少し意識して欲しい事があるのです。結論から言うと、「色々な運動を経験させる」事が非常に大事になるのです。


色々な運動を体験する事で運動神経は育つ

色々な運動を経験させる事が大事になる理由の一つとして、「色々な運動を経験させる事が運動神経を発達させる」からです。

当たり前の話ですが、子どもの運動神経は大人と比べて未熟な状態です。赤ちゃんをみていると、まだ生まれたばかりの頃は手足をバタバタさせる様な運動を行うことしかできません。


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これは手足の力が弱いだけでなく、運動神経が未熟なため手足の動きをコントロールする事が難しいためです。

身体を動かすための神経は色々な動きを経験する事で発達していきます。この様なすごく大事な運動を「基本動作」と言います。基本動作は立つ・歩く・投げる・走る・押す・引く・回る… と言った何十種類もの運動が含まれています。この様に運動神経を発達させるためには色々な運動を経験してみる必要があるのです。


この様に運動神経を育むために重要な基本動作ですが、もちろんスポーツなどの運動にも非常に重要になってきます。


球技にも大事な基本動作

例えばサッカーなどの球技においても、走る・ボールをける・バランスをとる、回るといった様々な基本動作が複合して運動を行なっています。

しかし、一つの運動に偏ると、基本動作の中でもあまり行わないものが出てきます。


野球ならあまり跳ぶ動作は行わないでしょうし、逆に体操ならボールを投げると言った動作は行わない。そうなってくると運動神経に差が生じてくるのです。


なので運動神経を良くする他に必要なのは、一つのスポーツを集中的にやることよりも、色々な運動を経験し、多くの基本動作を経験させる事が重要になるのです。


ではどの様にして基本動作を経験する必要があるのでしょうか。

一番良いのは、「身体を使って遊ぶ」事が大事なのです。


身体遊びは本当に大事!

スポーツよりも遊ぶ事が大事なの?と感じる方も多いかもしれません。しかし身体を使って遊ぶことは子どもの運動神経を育むためにとても大事な要素をたくさん持っています。


例えば鬼ごっこや相撲、滑り台や鉄棒遊びを通して基本動作の色々な遊びを経験する事ができます。

また子どもたちは遊ぶ事が大好きなので、スポーツの基本練習を延々と繰り返しているよりも集中して取り組んでくれるのです。またスポーツの様に複雑でない分、子どもも遊びの内容を理解しやすい状態で取り組む事ができます。


子どもの身体を使った遊びに運動神経を育むヒントがたくさんあるのです。



大人が子どもと一緒に遊ぼう

このご時世、なかなか外に出る機会も減り、家の中で遊ぶことも多くなってしまっているのかと思います。


そうなってくると、外で遊ぶ機会も少なくなってしまうでしょうし、子どもが身体を動かす機会も減ってしまう事が考えられます。先ほど書いた子どもの基本動作を使う機会がなくなってしまう恐れがあるのです。


そんな状態で大人が子どもにできることは色々と身体を動かす遊びを子どもと一緒に楽しむことだと思います。少しの時間でも良いので子どもと一緒に身体遊びをしてみてください。子どもとの最高のコミュニケーションにもなります。

僕も家でもできる身体遊びをさらに提供できる様にしていきたいと思います。

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