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コレクティブエクササイズは重要だけど、それだけで終わるのはどうなのか?

最近、コレクティブエクササイズ(可動域改善や動き改善などを狙ったもの)が多く行われている。

気がつけばじっくり伸ばすストレッチなんかはだいぶやる人が少なくなっている。本当にここ10年ぐらいで運動の行い方や考え方が変わった。

パーソナルトレーニングでも指導している人はかなり増えたし、それだけのセッションもある。

ただ、個人的に疑問なのがそれだけでいいのか?ということ。

ここについて書いてみる。

コレクティブエクササイズでしたいこと

簡単に書くと、動きのエラーの改善である

例えば、体を捻るときに胸椎から捻るのではなく腰椎ばかり使ってしまう人がいたら、それを改善していくためにコレクティブエクササイズを行う。

これだけでも、正直変化も出るし、一時的な結果につながることは多い。でも、このトレーニングをしたからといって筋力がつくわけでも根本的な改善にながるというわけではない。

大事なのは、どのレベルでの改善なのか?である。

コレクティブ=共同

というように、協調運動をするのが目的である。そして順番として運動の前に来るので強度としては低い。

なのでこの運動で完結するケースは日常生活での悩みまでかな?と僕は思ってます。

これ以上の運動(フィットネス・スポーツなど)にはやはり、筋力トレーニングは必要になるのでは?と思います。コレクティブエクササイズは運動強度としては低く、剛性(スティッフネス)は向上しづらいと考えるので。

コレクティブエクササイズは難しい?

どこまで相手にもとめるのか?によりますが、基本的に動きやすくなったら終了で形はざっくりでいい気がします。形よりも実感が大事。

ただ、呼吸のエクササイズは説明を考えると長くなるかと。エクササイズとして少し難しく、やっている側が正解がわかりにくい気がするので。

もし、どうしてもうまくいかないケースが出てきた場合、一回コレクティブエクササイズをやめて、他の運動に切り替えるのも必要かもしれません。一定数できない人というのは存在するので、そこは無理せずにメニューを変えて様子を見ます。違うことを行なってしばらくしてから、できなかったことを行なってみると意外とできたりします。いろんな経験が体を変えるきっかけになったりします。

息詰まった時は、お客様も息詰まってますので息抜きも大切。それによって新しいことが入る余裕が生まれます。

ポイントで活用していくことが大切。

全身コレクティブエクササイズが必要ということは実際そんなになくて、どこか一箇所か二箇所でいいかと。

その他の部位はトレーニングをしっかりと行う。

このメリハリが大切なんじゃないか?と思います。




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