マスクの延長線。
いつか、使う時が来るであろう…。
収集癖と心配性の塊である私が購入したアイテムがある。
「グラスコード」
老眼鏡を無くさない為、メガネに取り付ける紐みたいなヤツ。
それ以外の使い方はイマイチわからない、ちょっとしたアイテムである。
巷ではお洒落なアイテムとして、一時期流行したみたいだが、
どう考えても「お洒落」とは程遠い。
多分それは、あまりにも機能が限定され、「不必要」な要素が強すぎる為。「お洒落」とは余計な主張を削ぎ落とし、程よい具合に編集し表現する事だと考える。
スタイリングが上手な人間はこの編集具合が美しい。
とかく「ダサい」と思われる人間は全体的に主張が過度すぎるのだ。
そして、この「グラスコード」というアイテム、唯でさえ「メガネ」という主張の強いアイテムに付属する物である。
弁当に付属している漬物の様には行かない位、主張が強い。
マスクがマスト化され、飛沫を防ぐにはメガネをした方が良いと諭されるが、メガネが曇る、全く前が見えないのである。
巷でメガネが曇らない方法として紹介されている、マスクの隅を折ったり、ティッシュを仕込んだりしても確実に曇る。
マスクの種類の問題か、、、はたまた、私の鼻が悪いのか、、、。
問題が解決できない。
そこで登場したのが、主張の強い「グラスコード」である。
これのおかげで、必要な時のみメガネをかける習性がついた。
まさか、こんなタイミングで使う時が来るとは、、、。
コロナウィルスの変な副産物である。
アイテムの必然性が分かれば、主張が強く感じない。
それが本来の用途と違うきっかけでも。
面白いものである。
いずれにせよ、マスクがいらなくなる時が早く来る事を祈ろう。
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