FP1級試験対策の参考になれば???
合格率10%のFP1級学科試験に合格するためにした事‥
せっかく1発合格出来たので勉強方法や覚え方をどうやったかをがまとめたいと思います。
2級と比べると天と地ほどの難易度の差があるFP1級‥テキストの種類も少ないし、戦略はどうするかをかなり考えました。
2級試験の後に宅建の勉強を1年やっていたので最初は忘れてしまった事ばかりでFPの内容を思い出すのに時間がかかりました。
2022年1月に1級試験対策を始めました。
使ったテキストはみんなが欲しかったシリーズ、問題集もあるのでとりあえず1周だけ問題集をやろうと思い、分野別にテキスト→問題の順でやりました、最初は何を言ってるのか分からないものも多く、範囲も広く、内容もかなり深い所まで聞かれれるのでどうしようと思いました。
A分野から始めてF分野に行く頃には当たり前の様にA分野の事は忘れ去っていました‥かろうじて宅建をやってた事もありE分野の問題は少し分かりましたが、税金の特例関係は宅建の範囲外なのでまったく分からなかったです‥
2022年1月の回は合格率6.67%、無理じゃない?
100人受けて6人しか合格出来ない試験に挑もうとしてるのか?おれ無謀じゃないか?と思いましたがせっかく始めたのだから一回は試験受けようと思い勉強を続けることに‥この時点(3月)で5月の試験には間に合いそうに無いと思い、9月試験を目指す事に・・戦略的には1月の合格率が低かったから次は(5月or9月)難易度調整あるんじゃ無いかと思いました。絶対評価と言いつつ配点調整してるっぽいので、どちらかにチャンスがあるんじゃ無いかと思いました。
4月くらいになってようやくみんなが欲しかった問題集を1周、応用編も少しやりましたがこの問題集だけでは対応出来なさそうと思い、問題集は使わない事にしました。きんざいのホームページから過去問10回分くらい紙で出して分野ごとに基礎、応用と進めました。この時点でも全く分からないものも多いが、「FP1級過去問道場」や「1級FP過去問解説」やYouTubeなどを見ながらどうにか先に進みました。分からない論点や理解できない事があっても何周かするうちに分かるようになるので、ただ先に進むという事を心掛けてました。
過去問10回分を終わるくらいにはちょうど5月の試験が開催されて、公開された問題を解いてみました‥‥がしかし、まったく分からなくて絶望したのを覚えています。
合格率10%の試験まぁそんな簡単なわけないよなと思いつつ過去問をひたすら続ける事にしました。
5月試験合格率9.39%…なんの根拠もないが9月試験は合格率上振れしそう、そんな感じがしました。
ここからはひたすらに過去問をやりました。基礎編は過去問道場で空き時間があるなら1問でも良いので解いてました。う○こ中も時間は無駄に出来ないので過去問をやってました。応用の計算問題は配点が高めなのでここは落とせないので過去問の計算のパターンと記述を全部覚えるまでやりました。
そんな感じで仕事の日はどうにか2時間、休みの日は4時間くらいは試験対策してたと思います。合計すれば600時間くらいは1級の試験対策に使ったと思います。
そして運命の決戦、2022年9月FP1級学科試験、合格率12.28%過去2回に比べると上振れして狙い通り???という事で123点で1発合格する事が出来ました。
で、こっからがどんな事をやってたか?心掛けてきたか?を参考になれば…
FP1級は難しすぎな問題ばかり…
最初は分からないしどうしたら良いか分からないと思います、そりゃ2級合格者が勉強して10%しか合格出来ない試験です、わからないのが当たり前かって思いました。でもまったく分からない論点も問題もその時は理解できなくても先に進んで後からやってみれば、すんなり理解できるみたいな事が結構あるので、止まらずに勉強をやり続けるのが大事なんじゃないのかなと思います。
結局試験対策はひたすら過去問をやるしかないんだけれど、金融資産運用などは実際に株やfxなどをやってみてどんな制度や値動き、税制などを体験することによって解ける問題もあるんじゃないかと思い少しやってました。NISA口座を開いてみるなどもありだと思います。株取り引きをやってみるとPBR、PER、ROE、EPS、配当性向?などの最初は呪文?覚えられる?ってのが分かりやすくなると思います。
実際に2022年9月試験ではFOMCの年間の回数などfxしていなかったら解けなかった問題などもあったので破産しない程度のポジションでやってみるのもありなんじゃないかと思います。指標なども覚えやすいと思います。
実体験と結びつけて覚えると分かりやすいんじゃないかと思います。
毎年の法改正はチャンスだと思ってました。法改正は問題を作る側からしても作りやすいと思い、9月試験は法改正後の試験なので出やすいと思います。
過去問を解くときは問題を作る側の気持ちになって自分なら受験生をどのようにしたら間違えさせる事ができるか?の目線で問題を解いてました。
脳みそはどうしても覚えた事を忘れてしまうので(エビングハウスの忘却曲線)短期記憶から長期記憶に定着出来るように何度も同じ問題、論点を繰り返し解いてました。
今思ってみれば2次試験対策のテキストが意外と不動産と、事業承継対策の事が詳しく書いてあるので見てみるのもありなんじゃないかとも思いました。
「頑張る」よりも適正な対策を日常的に出来るかどうか。
こんな戦略で何の参考にもならなかったかも知れませんが、これがFP1級を1発で合格したやり方です。
問題の解説はYouTubeが分かりやすい人がたくさんいるので、その人達を参考にすれば大丈夫だと思います。
勉強し続ければは合格出来る試験だと思います。
もし合格出来ないにしても勉強した内容は日常生活に活かせるスキルがたくさん得られると思います。
みんなで合格してやりましょう!!応援しています。
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