営業マン兼飲食店コンサルタントの日記5 -1
今回はSNSの詳細を説明しようかと思ったのですが、その前になぜSNSなのかという根本的な話をしたいと思います。
SNSに関して言うと、私の考えでは新規集客というよりはリピート集客に重きをおいたツールになると考えております。
リピート集客を考える時に、使える概念は2点
・1:5の法則
・LTV
この2点ではないでしょうか?
1:5は皆さんもご存知の通り、新規の顧客を集めるには、既存顧客を集めるのにコストは5倍かかるという話です。
そうですよね、どんな業界でも新規顧客を獲得しようとすると、テレアポや訪問や請求書の新規発行など時間や業務的な工数も多く発生してしまい、コストはかかってしまいます。
つまりは、既存顧客にアプローチをして、その顧客をリピートさせる方がはるかにコストパフォーマンスは良いという話です。
飲食店様での対策として、一度来店されたお客様をつなぎとめる施策として、SNSへの登録などへの誘導等多く見受けられるのではないでしょう?
まぁ、皆さんやっている店舗は多いですが、忙しい中これを継続できている店舗様はかなり少ないです。
なぜやらないのか?上記概念もそうですが、社会の状況を実感していない店舗様(店主様)が存在するかだと思います。
それは、『社会の多様化』と『情報量の多さ』にあると私は考えています。
『社会の多様化』
→現状、一杯呑むという事を考えた場合に皆さんであればどような手段が思い付きますか? 居酒屋、ファミレス、コンビニ、自宅、夜の店、ファーストフード(吉野家etc) 一昔では考えられなかった、例えばコンビニやフォーストフードまでが、ちょい飲みなどを打ち出し、選択肢に入って来てしまうのです。
且つ、2つ目の『情報量の多さ』です。
今や、お店を探すとなれば、食べログ、ぐるなび、ホットペッパー他etcたくさんの調べるツールがあります。しかも、皆さんお手元のスマートフォンを使い手軽に調べます。しかも、膨大な量の情報を瞬時に見て判断するのです。ですが、人の判断能力は昔とさほど変わっていません。皆さん100店舗から今日行く店舗を選びますか??せいぜい、5つか3つくらいから搾り判断するのではないでしょうか?
このような状況の中、どんなお店を選ぶかは目に見えています。
・以前行って※印象がよかったところ
・近しい友達などが良いと行っていたところ
概ねこの2点です。
この2点はSNSが最も得意とするポイントになります。というと印象が良い=美味しい(味)になるのでは、と言いますが、昨今、飲食店様は皆さん美味しい店舗ばかりです。大きな差はありません。これが実情だと思います。
では何が左右されるのか、接客等々も大事それは当然ですが、SNSなどによってコミュニケーションの機会をできるだけ多くすることが大切だと考えいます。
ここで言うコミュニケーションはSNSなどで目にする機会or反応(いいね)を指します。
そうする事で、飲食店へ行く機会が発生した時に、あなたのお店が選択肢の1つにあがる可能性が高まります。
そうして、リピートさせるのです。リピート施策(主にSNS)はこのようなロジックで行へば必ず結果は出ます。
そして、そのリピートのお客様をどうして行くのか?どのような概念で何回も来ていただくのか(常連にしていく)が次回から
次回、LTV(ライフタイムバリュー)の話をしたいと思います。
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