看護師の僕が「がん」と診断された話
「がん」と診断されて
かなえるナースの前田和哉です。
これまでお伝えしてきませんでしたが、
昨年末に僕は
「皮膚がん」
を宣告されました。
事業がようやく軌道に乗りつつある中での出来事でした。
詳細な病名は左頬の
「基底細胞がん」
転移の可能性が少ないものでしたが
顔という目立つ位置ということもあって
できれば避けたいと考えるものの一種だと思います。
現在では手術を終え、
ほぼ完治させることができていて
ありがたいことに顔貌も大きな変化はありません。
ぼくが生きることを許されたこと、そして
発見してくれた家族、現場に出られない間に
支えてくれていたスタッフには、本当に感謝しています。
なぜ公表しようと思ったか
そして当初から決めて妻や知人にも相談していたのは
この事実と感じたことをSNSを通じて公表するということでした。
僕の母は極度の心配性で、怪我や病気のことは基本的に言わないのですが
人づてに伝わってしまうことを避けたかったので
公にするために、この件はだけはリアルタイムで伝えていました。
なぜそうしようと思ったかというと、
これはお亡くなりになった小林麻央さんの影響が大きいです。
つらい状況の中でも「伝えよう」とされた姿勢を尊敬していました。
同じ癌とはいえ、軽症とも言える僕とは立場も違いますが
伝えられることはそこまでなくても
感じてもらえることが少しでもあるなら意味があると思いました。
そえがき
以下が、これから公開する予定の目次です。
気が変わってスルーする項目も出てきそうなので
「これは気になるよー!」ってものがあれば
ぜひコメントで教えていただけるとありがたいです。
あと、こういった投稿へは「いいね!」してもいいものか
僕自身もどうするか憚られることがあるのですが、
僕に限ってはすべて「応援してるね」という意味に受け取りますので
そのへんは遠慮なく「超いいね」つけてもらってOKです。笑
全て書き終えるのにどれくらいかかるかわかりませんが
幸いコロナの影響で時間に余裕もできたので
サクサク書いていくかもしれません。
お時間がある時にご覧いただけたら嬉しいです◎(了)
公開予定の目次
・確定診断に至るまでの話
受診を決めた妻の行動
町医者のファインプレー
・検査の段階から形成外科受診を決めていた話
大好きな焼き肉の味がしなかった理由
・医療者であるということについての話
医療者も「がん」を宣告されたらショックを受けるのか
ぼくが体験した「スタンディング告知」とは
・看護師の役割を考えさせられた話
告知後、ぼくは看護師に「追い詰められた」
・男性であることのデメリットを感じた話
形成外科医が真剣にぼくの話を聞かなかった
・はじめての「終活」をした話
ぼくは遺影を撮ることにした
・手術当日の戸惑った
心の準備ができなかったわけ
自己紹介をした人、しなかった人
実は執刀医を把握していなかった
長い待ち時間に感じたこと
この曲?地味に辛かったBGMのこと
当日に術式が変更になったこと
妻がオペ時間を知らなかったこと
素晴らしかった医師の言葉
・手術を終えて
どれくらいの不安があったのか
一連の出来事から得たもの
生きるうえで心境は変わったのか
いま、伝えたいこと
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