学生団体の代表として歩んだ軌跡
何度かnoteでも書いていますが、僕はTABIPPOという会社でインターンとして雇用させていただいています。
代表になった時に書いたnote合わせて読んでいただけると嬉しいです。
代表として数名の組織を運営する上で自分が心がけたこと、組織運営を通して学んだことを4つ+事前に自分で知っておくべきこと1つ書きます。
所々参考にした書籍・動画乗せてます。
TABIPPO活動の方針としては、イベント・広報活動を通して旅の魅力を多くの人に還元し少しでも見える世界を素敵にすることです。
毎年300名以上のメンバー募集があり、
旅に興味があったり実際に世界一周したり
さまざまなバックグラウンドを持ち、基本的に一年で任期が終わる
少し珍しい組織です。
共感したり置き換えて使えるところはぜひ読んでくれる皆さんに
「それなぁ〜」とか「確かに!」と思って読んでいただけると幸いです。
0|自分を知る
「己を知りうる者は賢者なり」
-G・チョーサー-
有名な言葉にもあり、まずは自分がリーダーを担う上で
何をして、何をしないかを明確に設定すること
何が得意で、何が不得意かを明確にする
自分が得意なこと
教育、シート等の関数作成、コミュニケーション、イベント運営などなど
逆に自分の不得意なところ
継続力、デザイン関係、タスク管理などなど
また自分のやるところ、やらないところを明確にしているだけで
その人に任せるか自分が行うかの選択を時間をかけずに行うことができます。
1|最初で決める
組織運営するタイミングで一番僕が注意したこと
それは誰に責任をまずは持たせるポジションにするか
組織運営をしていく中でやるべきことは
自分が組織間のタスクを全てみないこと
誰かに教え・託し・手放す
関わって数週間後にはもう誰をどこにおくかを決めなければいけない
その中で一番気を使うのは副代表のポジション
ともに組織を気づいていく上でもっとも重要になるポジション
帰属意識は自分1人では起こせない
そこを自覚し、自分についてきて信じてくれる人
そして、自分ができないことをできる人
自分が苦手な部分を担保できる人を側近におくことが一番最初に考えること
また他の人にももちろん向き合う必要性があり
それぞれの性質に合わせたポジションを与えてあげる必要性があります。
この人は過去の傾向からこのタスクが向いてそう
1から全て教えれば伸びるタイプかある程度放任したほうが伸びるタイプか
それぞれ違いますが、全て判断する必要性はなく
今後コミュニケーションを一番とるであろう人を分析する
直感を信じ、あとは託す
ちょっと違ったなと思ったら関わり方の軌道修正をする
基本的に最初の傾向が大きく変わることはありません
直感を信じ、相手を信じる
2|自身の成長=組織の成長
組織はリーダー以上の力量以上には成長しない
-野村克也-
技術的な面はもちろん
それは活動での姿勢までも反映される可能性がある
自分自身何をするにおいても
学ぶことの楽しさ・新しいことをするワクワク感を持って欲しい
そんなことを思いながら活動することを心がけています。
なかなか僕自身感情を外に出すのが下手なのですが
新しいことに挑戦することの楽しさを少しづつですが、
理解してくれている人も増えてきた印象嬉しい限りです。
3|信じれるか?ではなく信じる
人間関係これは組織運営だけに限らず、
友人関係・恋人関係などなどにもいえますが
自分の与えた印象がそのまま自分に鏡のように反射して返ってきます。
自分を信じてもらうためにもまずは自分がメンバーを信じる
タスクを任せたのは自分、メンバーを決めたのも自分
だとすればそれをした自分を信じ、相手を信じ待つ
基本自由放任主義で何かをスタッフがミスすることもありますが
そのケツをふくのが僕の役目
自分が積極的にタスクをこなしてしまうと
・メンバーは任される感覚の欠如
・自分が重要な意思決定をする余白の欠如
・自分たちがこの組織を築いている感覚の欠如
4|共通言語を持っているか?使われているか?
共通言語を持つことは組織においてはとても重要なこと
言語と言うものは立場や仕事柄で大きく変わってくるもので
僕の親は教育現場で働いているのでよく使う言葉として
教育委員会とか定期テストなど
教育現場にいるからこそ使う用語
略称や専門用語など
その分野・その組織に携わっているからこそ違う用語があります。
意識して聞くだけでこの人は組織に慣れてきたなとか
この人はまだ慣れていないんだろうってことがわかっていきます。
またどの行動が自分にとってよいものなのか?
その視点も共通の認識によって振り返ることができます。
その一つとして、TABIPPOには行動指針と言われるものがあります。
ざっくり説明すると「君のこの行動は組織にいい影響を及ぼしているよ!」
っていうのを明文化しているものです。
TABIPPOの8つの行動指針(コンパス)
◉Be Happy.
仕事は楽しい。遊び心を持ち、明るく前向きに、楽しく働こう。
▽Keywords
楽しむ、明るい、幸せ、夢中、満足、高揚、前向き、遊ぶ、笑い、喜び、いたずら
enjoy、play、funny、glad、delight、positive、energy、active、pleasure
◉Ownership.
自己管理を徹底し、自律しよう。 当事者意識と主体性を持て。
▽Keywords
自立、自律、管理、規律、自責、主体性、積極性、統率、リーダーシップ、自発的
◉Try! Try! Try!
失敗を恐れず挑戦をしよう。1回の成功は100回の挑戦から生まれる。
▽Keywords
挑戦、失敗、夢、勇気、攻める、リスク、野心、新しい、大胆、改革、試す。辞める、決断
◉Fast and First.
速さと早さで勝負。スピードは全てを解決する。走りながら考えろ。
▽Keywords
スピード、即断、即決、即実行、加速、先手、最初、先頭、突破、迅速、初め、機敏
◉Change is Growth.
現状維持は衰退である。常に変化し成長し続けよう。
▽Keywords
変化、成長、柔軟、工夫、吸収、学習、努力、改善、疑う、新しい、変わる
◉Always Straight.
いつでも素直に謙虚に、真っ当に。正直であること、筋を通すこと、信頼を得ること。
▽Keywords
素直、謙虚、愚直、率直、真面目、好感、正直、純粋、筋を通す、公正、信頼、純真
pure、clean、clear、humble、honest
◉Commitment.
責任を持って結果にコミットする。約束を果たし、期待を越えよう。
▽Keywords
責任、約束、成果、クオリティ、丁寧、やり抜く、信頼、完遂、達成、全力、一生懸命、結果
◉Pay Forward.
世のため人のために動く。自己満足ではなく感謝される仕事をしよう。
▽Keywords
利他、価値、もてなし、手助け、貢献、配慮、懇親、フォロワーシップ、恩、感謝、称賛、思いやり
行動指針があることによって
メンバー同士の賞賛のレベルが上がり、賞賛の数も増えます。
ただ単に言葉を作って終わり
ではなく、実際に使うことが大事
自分1人だけではただのよくわからん言葉使ってるだけになります。
ムーブメントは自分が起こす
巻き込む、他のムーブメントに乗っかるを心に止めて
最後に
ちなみにまだ僕の代表としての任期は終わっていません
僕を含め一緒に1年間走り続けてくれている
メンバー達との最後のイベントがあります!
BackpackFESTA2021〜僕らはまた、旅にでる〜
例年オフラインでのイベントで1万人を動員するイベント
今年はオンラインで気軽に参加できるようになっております。
豪華ゲストの話を聞いて自分のやりたいことの一歩目にするもよし
同年代の学生の世界一周の夢を聞いてワクワクするもよし
あなたの夢の一歩を応援したい!そんなイベントになっています。
ぜひご参加ください☺️
少し長い分量になりましたが、読んでいただいてありがとうございます!
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