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海外ドラマ - STARTREK あれこれ

海外ドラマというのは、もともとテレビ放送でよくやっていたカテゴリで、「刑事コロンボ」とか「スパイ大作戦」などが放送されていました。まだビデオもなかったので見逃すと大変なのですが、当時はそれが当たり前だったので、一話完結でストーリーを進めることが多かったような気がします。当然2か国語放送なんていうものもなく、日本語吹き替えで放送されていて、その後、ビデオなどで英語の声を初めて聞いたときには違和感を覚えた作品も結構ありました(そういえば後にご本家コンテンツが出回ると放送時間の制約などで微妙にカットされていたところがあるというのが発覚してビックリしたのは映画も同じ)。

その中でも記憶に残っているドラマとして「STARTREK 宇宙大作戦」があります。時代はまさに「宇宙」でリアルにアポロが飛んでいた時期に放映され「ワープ」であるとか「転送」といった未来テクノロジーが紹介されたのは、これが最初ではないかと思います。

宇宙大作戦

他にも印象が残っている海外ドラマはたくさんありますが、世界中で人気が出て今に至るまでなんらかの続編が出続けているのは他にはないのではないでしょうか。

特に「テッキー」に分類されるテクノロジー好きには熱狂的なファンが多く、Apple][が出たときにも移植されたゲームが大人気でした。

宇宙SFの時代 - 文藝春秋デラックス

STARTREK - 憧れのPCゲーム

スタートレック (マイコンゲーム)

ここで再び出会ったスタートレックですが、「トレッキー」と呼ばれる熱狂的なファンたちが日本にも多くいて、今からファンになるのも恐れ多いのと、この時点で既に少し古さがあって、ちょうど始まったばかりのスターウォーズの方を推していました。

とはいえその後、1990年くらいにハリウッドのユニバーサル・スタジオに行ったときには、スタートレック・ショーが行われていて、観覧者からクルーやクリンゴン役が選ばれてショーに出演できるという演出があったのですが、さすがに選ばれなくて残念な思いもしました。ドラマの作中にも出てくる古いアメリカの街並みのセットがまだ残っていて、なかなか楽しんだ覚えがあります。

このくらいの時期に「新スタートレック」と呼ばれていたピカード艦長のシリーズが始まり深夜放送などで放送されたのですが、どこか探検が日常化していて、ホテルのような内装の宇宙艦に違和感があったのと、人間(?)模様に重きを置かれたストーリー展開についていけなくて、あまり追いかけることはありませんでした(もっとも、この頃はテレビを見ること自身、ほとんどない生活をしていました)。

さて時代は進んで21世紀に入った頃、CSの無料デーで「ボイジャー」を見ることがあって、まだ新作が出ているんだと気がついて、見てみようかとは思ったのですが、レンタル屋には見当たらないし、DVDは揃えるとかなりお高いし、このためだけにCSを契約するのもどうかなぁ。とちょっとだけ気になるようになりました。

2003年にベガスに行く機会があって、ちょうどその頃に「STARTREK THE EXPERIENCE」というのをやっていて、見に行きました。 

Star Trek: The Experience

売りはボーグだったようですが、新スタートレックをちゃんと見ていない私にはチンプンカンプンだったものの、エンタープライズのコックピットや映画版で使われた本物の衣装や小道具が展示されていて、熱いものが蘇ってきました。

STARTRK THE EXPERIENCEの入口
映画で使われた衣装
このマックが映画でマウスに向かって喋った、あのマックらしい。
エンタープライズシリーズの衣装

展示の中に歴代シリーズの解説もあり、その中で現役のシリーズとして「エンタープライズ」というのをやっているのを見つけ、これが一番近い未来で深宇宙に飛び出したばかりの話だと知り、俄然興味が湧きました。その後、日本でもDVDが出たのでセットを購入してすっかりハマりました。シリーズの中では人気が今一つのシリーズらしくシーズン4で打ち切られ、長く続いた放映も終わってしまったのですが、このタイミングでスタートレック熱にかかり、それまでのシリーズを順に追っかけていくようになりました。

スタートレック:エンタープライズ

わりと最近になって配信が主流の時代になると、スタートレック・シリーズは華々しい復活を遂げ、新しいシリーズが続々と作られて今に至ります。日本ではパラマウントプラスの配信サービスが無いので、少し遅れてしまうのですが、ボチボチ楽しんでいます。

Paramount+

スタートレックの話は際限が無いのですが、何かの機会に書いてみようかな。


ヘッダ写真は、その昔、小学校ではじめての給食を食べた時の我が家のY艦長。


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