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コーチングって何それ、美味しいの?への回答

皆さん、こんにちは。理学療法士の竹中寿史です。

最近コーチングを学んでいてちょうど全6回のセミナーが終わったので、まとめてみたいと思います。

コーチングって名前は聞いたことある方や初めて聞いたという方にも分かるように書いていこうと思います。
では、いきます。



コーチングとは関係性である

そもそもコーチングとはどのようなものなのでしょうか。
国際コーチング連盟の定義にはこう書かれています。


コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことです。
対話を重ね、クライアントに柔軟な思考と行動を促し、ゴールに向けて支援するコーチとクライアントとのパートナーシップを意味します。


という感じです。難しくて意味分からないよと思う方も多いと思います。
実際に僕もコーチングを学ぶ前は、理解できず頭から煙が出てました。笑

自分なりの解釈で少し分解していきます。


「思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して」
→質問などの対話によってコーチングを受ける側(クライアント)の思考を回し続けていくよ。

「クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるよう」
→大前提として、コーチが導きたい方向に誘導するのではないよ。つまり、質問でクライアントを誘導するわけじゃないんだよ。
あくまでクライアントが仕事やプライベートにおいて自分の可能性や幸福が大きくなるように手伝うことだよ。

「ゴールに向けて支援するコーチとクライアントとのパートナーシップを意味します」
→コーチングはコミュニケーションスキルだけではないよ。クライアントがゴールに向かって進むことが出来るように信頼できる関係性を作っていくことがコーチングだよ。スキルはあくまでコーチングの一部だよ。


という感じです。

少しは伝わったでしょうか。重要なところは、あくまでコーチングというのは関係性という点です。

関係性を作るために、
・相手と向き合う態度
・柔軟な思考を促す質問
・具体的な行動でゴールに向かうための対話の組み立て

がコーチングの中には含まれているということです。




実際にコーチングを受けてどうだったか?

先ほどは、コーチングとは関係性だという話を書いていきました。では、実際にコーチングを受けてみてどう感じたのかを書いていきます。


コーチングを受けることで感じた良かった点は主に3つです。

・自分の見えていなかったところが明確になる
・取り組みたいと思っていたけど、なかなか進まないことが始められる
・悩んでいたことやモヤモヤしていたことがすっきりする


一つ目は、自分の見えていなかったところが明確になるという点です。
ジョハリの窓の盲点の窓の領域ですね。

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*https://mental-coaching.jp から 引用


コーチングは対話を重ねて自分の内面を深掘りしていく作業です。そのため、コーチが自分に質問してくれるため、普段自分が考えないようなことまで考える機会が作れるんですよね。


これは、宝探しに似ていると思います。
金を見つけるためにA地点を自分をいつも掘っている。しかし、コーチからB地点というところもあるよと言われて掘ってみる。そしたら探していた金が見つかったり、ダイヤモンドなどの他の宝石が見つかったりというイメージです。

つまり、自分が普段見えていないところを発見できる機会を作ってくれる。それによって、新しい自分に気付くことができるというのは、コーチングの利点かと思います。


二つ目は、取り組みたいと思っていたけど、なかなか進まないことが始められること。
三つ目は、悩んでいたことやモヤモヤしていたことがすっきりすることです。


どうしてコーチングでこのようなことが起きるのでしょうか?

それは、コーチングのGROWのモデルというのが関係しています。


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G:goal ゴール、目的地、到達点
R:reality 現在地、現在の状況
O:option 選択肢、方法の検討
W:will 選択肢から意志決定、具体的な行動への落とし込み


これがGROWのモデルです。もう少し具体的にすると以下の手順です。

①自分の目的地が明確になる。
②現在地を知り、目的地までの距離が明確になる。
③目的地に行くまでの選択肢を挙げる。

④挙げた選択肢からどれが最も良いか自身で選び、いつから何をやるか明確にする。


このような手順に沿って行くことで、自分がいつから何をやれば良いのか明確になります。


また、人が迷う時というのは自分が何をしたら良いのか、何を考えたらいのかが明確でない時です。

そのため、コーチングによって具体的行動が明確になることで迷いも消え、スッキリとするのです。



皆さん、コーチングについて少しは理解出来たでしょうか。
「へえー、そんなのがあるんだ」くらいの理解をしてもらえたら幸いです。

しかし、実際にまず受けてもらった方が10倍わかりやすいと思います。
もし受けてみたい方がいれば、自分に声をかけてもらえれば、オンラインでのセッションを検討していきたいと思います。

よろしくお願いします。


まとめ

・コーチングとは、クライアントの可能性を最大化させるさせるための関係性を作ること
・コーチングによって、自分のことが見えるようになり、一歩が踏み出せるようになる


実際、自分が6回の講義を受けて、本当に良かったなと思いました。

コーチングはやはりスキルだけではないんですよね。
自分の態度やマインドが大きく影響します。
そのため、コーチング を通して、人との向き合い方や自分の生き方、マインドの持ち方を進化させることができたと感じています。

また、日々の生活や仕事の向き合い方に変化が出ました。
一緒に講義を受けていた方も周りの人間関係で良い変化が出てきたとも話されていました。

今回の非常に素晴らしい機会を作ってくださった中山陽平さんには本当に感謝です。
本当にありがとうございました。

この良い経験を今後も生かして、もし機会があればこの記事を読んで下さった皆さんにもコーチングに触れる機会が作れたら良いなと思います。



今回も最後まで読んで下さってありがとうございます。
今後も日々の気づきや学びを記事にしていこうと思います。

コメントやいいねもしてもらえると継続する励みになります。

次回もよろしくお願いします。
ではまた!


#竹中かずし #コーチング #日記 #理学療法士 #コミュニケーション  

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