すごいスマホ第4話の感想、考察、全一郎さんは本物か?(WJ26)

打ち切りレースには参加しないことを確信した前話。最初のイベント後のQが出した結論はいかに。

前話と次話
第3話
第5話

「謝れば許してあげるよ」の意味


あー、なるほど。前回の感想時、友達もおらず、信憑性の検証もせず動き出しちゃうくらい切羽詰まった人だけをすマホで抽出したのかなと思っていたけど、「組織で動く奴ら」というのも扇動対象か。振り込め詐欺の受け取り役をバイト感覚でやっちゃう時代だもんな。
こんなイベントに複数人で行動している時点で、単なるお友達ではない(不審なLINEがきて相談できる友人がいるならさすがにやめる判断力があるはず。)→複数人で来てる奴らは組織的なバックボーンあり→現地にきていない上位者の存在がいるはず→ほのめかすことで脅す。振り込め詐欺グループの指示役とか怖そうだし、脅しは非常に合理的。
「正体を知ってる」だけでは、むしろ口封じに攻撃されちゃうよなーと思っていたので、切り抜け方として納得。相手からすれば、出身校と名前知られてたらハッタリじゃないことは明らかだもんな。

「…Qうまいですね ワタシの使い方が」

すマホくん、自我があるのはもう明らかになってたけど、モノローグまで出てきた!無機的な要素に自我が加わっている…というより、しっかり自我があるように見えてきた。
主人公の活躍を褒めるキャラはやっぱりほしいけど、それを外見上グーググの検索画面がやってるの面白いな。

結歌かわいい


「家族」というフレーズは、Qにとっての大切な人という以上の意味はなさそうかな。賢さより、このシチュエーションで照れもせず異性への好意を率直に話せるメンタルが高校生離れしてるよQ。しれっと好きな子含む女子高生4人と夜を明かしやがって…
結歌、外見も性格もかわいいし、説得のためにコマ割かなくていいしで非常にいいヒロイン。疑問全部飲み込むとは。
しかし、周囲からはカップル認定されつつ、本人達は照れてるって漫画は良くあるけど、始めからこんな感じなのは珍しい。やきもきしなくていいからストレスフリーだなあ。

被害でかし


50人!?
いや、500人無法者がきたらそうなるか。これだけの事件になったら、扇動に使われたメッセージは公開されそうなもんだけど、未知のテクノロジーが!?というよりは、とんでもないハッカーがいるようだって感じ。瀬尾水はここからどちらにどう辿りつくのか。

すマホマスター(403)とすマホ持ち(404)


いや、分かりにくい!
すマホマスターが、ポイント付与含めたこのシステムを取り仕切ってる黒幕ってことね。こいつを探ろうとすると403。始めから検索禁止。
一方で、マスターにすマホを付与されたのがすマホ持ちで、ポイント報酬によっていろいろな権限が付与される。情報に制限をかけることも可能。付与された権限により検索できなくされているものを検索しようとすると404。
ポイント報酬は情報開示だけかと思ってたけど、機能追加があるのは面白いな。全一郎さんが本当にQに制限をかけたとしたら、Qの正体を知らないのに知りたい情報を制限できたのは不思議。「最も知りたい情報を検索させない」とか?

全一郎さん

(5月30日夜全面改稿。全一郎さんの合計点45点というのを見逃していました。)
なんか強キャラ感出してきたぞ。かませ扱いしてすみませんでした…と謝ろうとしたが、まだ保留で。
修の事件の犯人とタワマンの犯人を同一と決めつける根拠は、Q視点さすがに薄いと思う。そこをQに断言させた以上、作劇上は、全一郎さんが修に関しても犯人の可能性は高いということになりそう。
修の事件についてはすマホを使わずやった犯人が、今回すマホを手に入れてその情報を隠したっていう推理でいいのかな。
良く見ると全一郎さんの現在のポイント45しかないし、7年前から持ってたらさすがにポイントショボすぎる。Qとそんなに所持時期ずれてないと思うんだよな。
他方、今回で24ポイント獲得したってことはその前は21ポイント。21ポイントで情報制限機能つくの?と考えると、ポイントは機能使用のために消費することもあり得るか。
いずれにせよ、あからさまに他者を見下すスタンスは、今のところ「修の事件の犯人」という大役の格は感じない。そもそも「仮説」を立てるのがすマホ持ちの役割であって、外れることも当然あるだろうし。
引き続き全一郎さんの活躍が楽しみです。

まとめ


新すマホ、新機能、少しずつ迫る警察、新キャラと、テンポよく話を進めながらも続きが気になる要素をちりばめていて、感想を書くのが楽しい。来週少なくのも機能解放がくるだろうから、それを基にまた考察が捗りそう。

この記事が参加している募集

マンガ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?