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巡護船、東京へ

中華民国(台湾)海巡署に所属する1000トン級遠洋巡護船「巡護八號」が8日、東京港晴海埠頭へ接岸。本船にとって10年ぶりとなる2度目の東京入港となった。(前回は2013年8月)

晴海埠頭に停泊する巡護八號。(筆者撮影)
前回の寄港では月島埠頭に接岸した。

「巡護八號」は先月15日に高雄を出港し、太平洋において「第二航次公海巡護」と呼ばれる漁業監視任務に就いていたが、物資の補給と関連した整備を行うために東京港へ入港したと当局の発表や台湾メディアで報じられている。晴海埠頭からの出港は今月17日で、引き続き任務を継続したのち来月12日に台湾へ帰国予定との事。

船尾には青天白日旗が翻る。(筆者撮影)

先月から人民解放軍海軍やロシア海軍の艦艇が合同演習/合同パトロールの名目で日本近海を通過して太平洋へ進出したり、東京の目と鼻の先である八丈島沖を中国海警局のZHAOYU級1304が通過するなど中華人民共和国の海での動きが目立っている。

参考文献
https://www.cna.com.tw/postwrite/chi/346266
https://www.cna.com.tw/news/aipl/202308080296.aspx

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