高木由利子さんの写真展 カオスコスモス 弍 -桜- GYRE GALLERYで4/29まで
GYRE GALLERYで開催されている高木由利子氏の「カオスコスモス 弍 -桜-」へ。タイトル通りにカオス(混沌)とコスモス(秩序=宇宙)をテーマに、桜を題材とした展覧会に。
行きたいと思いつつ、人の多い表参道と言う立地に躊躇していたら展覧会の最終日が4/29と迫ったので訪問。来てよかった。
館内は写真撮影可でしたので、まずは作品と会場の雰囲気をご紹介します。
カオス、混沌は以前より強い関心を持っているテーマです。バタフライ・エフェクトや風が吹けば桶屋が儲かると言う親しみのある言葉に始まり、世界は無数の変数があり予測は不可能。歴史に学ぶことは出来ても、大規模で長期間の硬直的な計画は、破綻することが宿命づけられている。この為、マルクスさんやピケティさんが、過去や現状の分析にいくら長けていても、その解決策が計画に依拠している限り成功しない。共産主義は中央による計画を前提とするが故に間違い、大衆を不幸にする。人新世であろうとそれは変わらないと思う。融通無限、臨機応変でなければ。
脱線しました。
そんな混沌と、桜の儚さと潔さが題材であれば惹かれないわけはありません。
作品を鑑賞して、改めて華やかに散った桜の花びらの美しさを想いました。
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