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雪恋し

1月14日、前掲のDonata Wendersさんの展覧会の帰路、代官山辺りを歩いている時は雷雨に、渋谷に着く頃にはみぞれ混じりになっていました。そして今年の東京の初雪。
雪で困る方も多いとは思いますが、雪山好きの私としては見えない尻尾を勢いよく振っている有様。これは遅ればせながらの今シーズン雪山初めかと心が沸き立ちました。
日曜日の夕刻には予定を入れていたので昼頃には下山できる場所で。。とすぐに思いついたのは丹沢の塔ノ岳。元日の初日の出をお目当てに何度も登っている山です。日の出と富士山を共に愛でるのに好適地なのです。そのため、今回も日の出時刻に山頂に到着する計画で出発。あわよくば数年前の時のように霧氷が見られるかもと期待しつつ。

ところが。。気温はそれなりに低かったのですが、降雪が少なかったのか期待していたのとは程遠い積雪。。
元々、シベリアから来る冷たい大気は谷川連峰や北アルプスこと飛騨山脈にぶつかり、そこで雪を降らせるので関東は守られているとも言えます。しかしそれにしても今年は雪が少ない。

夜明け少し前、正面の塔ノ岳を目指す

霧氷どころか草も木々も肌を露出しています。残念。
しかし、そうは言っても、やはりここからのご来光は見事。

塔ノ岳山頂から望むご来光

そして富士のお山も。

塔ノ岳から望む富士山
タイトル写真も同様

条件が揃えば、こんなに綺麗な霧氷も見られます。2018年の元日は素晴らしかった。

2018年元日 塔ノ岳から望む富士山

霧氷なく雪も少なかったとは言え、雲ひとつない快晴の下での気持ちの良い歩き初め。今年も山歩きを楽しみます。

塔ノ岳山頂のただの枯れ草
雪があって朝日が当たれば特別な枯れ草です
雪の少ない登山道
三ノ塔付近からの望む烏尾山、塔ノ岳、富士山

充実した週末を過ごすことができました。


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