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ヤマハハコ fresh or dry?
9月2日の土曜日。6月10日以来、実に約3ヶ月ぶりの登山として、谷川岳の西黒尾根というところを歩いてきました。登山ルート等の詳細を書くことは私のnoteの主旨ではありません。今日のお話は登山そのものというよりは、登山道で出会った花のお話。花の名前はヤマハハコ(山母子)。
山頂近くの登山道沿いにたくさん咲いていたヤマハハコ。
![](https://assets.st-note.com/img/1693728999637-rVCM4PzdzR.jpg?width=1200)
好きな花の一つです。細く先の尖った葉の形状も相待って、その咲く風情に魅かれます。しかし、ヤマハハコに最初に魅かれたきっかけは、実は今回のような花の盛りの姿ではありませんでした。
私が魅かれたのは、秋のドライフラワー。
![](https://assets.st-note.com/img/1693729244257-fqiNVtp0eN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1693729342376-qP1V9zsPhb.jpg?width=1200)
上の二枚の写真は、昨年の秋、吾妻連峰の浄土平、谷地平、東大顚辺りを散策したもの。同じ日の二枚ですが、ドライフラワー化の進み具合が異なりますね。
そして下が、同じく昨年秋に御座山の山麓で見た完全態のドライフラワー。
![](https://assets.st-note.com/img/1693729794452-9xojPb8agQ.jpg?width=1200)
せっかく咲いているのに、花の盛りよりもドライフラワーの方が好きというのも失礼な話かもしれません。。
しかし好きなものは仕方がありません。
おそらく、緑の中の小さな白い花よりも、黄や朱、それからモノトーンとなる色彩空間の中で、光を浴びて輝く姿に目を奪われるのかもしれません。
光を浴びたススキの穂の美しさを愛でるのと同じか。
そうすると、魅かれているのは花や穂そのものではなく、そこに止まって輝く光に魅かれているのか。そう考えると、足を止めて写真を撮っているのは光を浴びている姿ばかり。
私は元来、特に雪の中にある紫陽花のドライフラワーなどの美しさにも惹かれるので、単なる好みの問題かもしれません。
そんな、取り止めのないことを思いながら山中を歩いた9月最初の週末でした。
皆さんは自然の中にあるドライフラワーはお好きですか?
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