「知覚させるかたち」 中西洋人氏個展 京都千總ギャラリー 神々しい木の姿の美しさを堪能
正直にお話をしますと、この展示をお目当てに訪れたのではなく、訪れるまで中西さんという作家を存じ上げませんでした。であるからこそ、その偶然の出会いに喜びも深くなるのでした。一期一会かセレンディピティか。
場所は京都の三条烏丸にある千總ギャラリー。帰郷にあわせたお目当ては、同ギャラリーで同時開催されている「見えない水を見る」と題された展示の中の円山応挙さんの保津川図でした。
ところが、その手前のスペースに並べられた木彫の作品群にまず吸い寄せられたのでした。
私は森が好きです。